合計 364888119円
新日本建設
第一Qは収益計上のタイミング前倒しにより前年比を大きく上回っていたが、第二Qでは無難に着地となった。
とはいえ売上高から純利益まで前年比増と順調そのものであり、通期予想も目標達成はできそうだ。
財務面は現預金は減っているものの、流動資産の減少は見られず負債は減少していることから更に改善されているように見える。
ビジネス面も営業外部分も少なく本業がとにかく順調ということで文句なし。
現預金と総負債のバランス的に余裕はあるが、開発事業支出金などが必要なことから本業が順調なうちは株主還元よりビジネス方面に力を入れて欲しい。
アプライド
過去五年最高益だった昨年を更に大幅に上回るペースで第二Qを通過。売上高こそ5%程度だが、利益面は5割増という結果になった。
業績予想修正も出されたが、内容がWindows10終了と11への移行特需によるものということなので第3,4Qではその効果が無くなることを考えるとペースが持続することはなく、現時点での予想を超えた分を上乗せした数字となっているように見える。
とはいえ、PER5.6という数字は立派だし、利回りも3%程度はつく。
財務面も決していいというわけではないが流動資産が増えて、負債はそのままであったりと充実はした模様。
ビジネス面は特需を抜きにしても無難で本業のパソコン・ゲーム事業は高水準な数字を出せているため心配はいらなさそうだ。
日本新薬
第一Qは少し落ち込んでいたが、第二Qは利益面が改善。
ほぼ前年並みで落ち着きそうであり、財務が充実していることを考えると満足できる結果となりそうだ。
ここ数年売上高があがっており利益も一応伸びていることから株主還元よりビジネス面で力を入れてほしいとは思う。
政治方面では医療業界の見直しも議論されているようで環境改善されたときは大きなリターンも期待できるかもしれない。
PBRはほぼ1だがそれにふさわしい財務内容であり、ビジネスも安定的かつ着実に伸びているので余程高くならない限りは安全なお金の行き先といってよい。
SECカーボン
業績に関しては主力のアルミニウム精錬用カソードブロックが更新需要の低下等の影響で不振だが、円安効果などで上方修正。
事業環境は変わらず厳しさが続くようだが、最低限配当分くらいは稼げそうだし財務は相変わらず自己資本9割近くあるので心配はいらないと思われる。
現預金が総負債の2倍近くあるので使わないなら使わないなら株主還元してほしいと思っているが、投資有価証券を著しく増やしているのでビジネス拡大や財テクをしていくつもりなのかもしれない。
現時点では決算の見栄えが悪いのでPBRも0.6程度と割安感が非常に強いがビジネスは思ったほど悪くないし、今期の落ち込みがあくまで一過性であれば来期は評価が大きく変わるかもしれない。
TYK
上方修正発表で通期利益1割増予定。
相変わらず配当がけち臭く人気がないが、財務は手堅く投資有価証券を増やしており規模拡大を地味に行っている模様。
為替差損も差益になったりと環境も思ったほど悪くはなさそう。
割安で利回りも3.5%程度あることから悪い投資対象ではないのだが、相変わらず株主に対しての姿勢が良いとはいいがたい企業なので慎重さと根気が求められる。
電業社
新規受注に関しては前年比で85%程度だが受注残の消化を好調にこなしたことで売上高は23%増となった。
売掛金及び契約資産をしっかりマネタイズし負債を大幅に減少させ、現預金で総負債をカバーできるようになっていることから財務もよくなっており、下期偏重なので油断は禁物だが、よい決算だったように思う。
受注残高は昨年同時期より消化してはいるものの、未だ豊富であり期首と同程度を維持していることから今後の仕事量も十分確保しているように見えるのでしっかりこなしていってほしい。




