合計 288697779円
マーケットは急落したが、企業業績以上に株価の上昇スピードが速かったと思うので今でも少し下方調整余地は残っているように見える。
ただ、長期的には安い日本も安くはない日本くらいに変わっていくとは思うので長期保有目的なら恐らく売る必要はない。
安い日本じゃないと困るのは収入源が乏しい高齢者層だが、60歳以上が6割以上と多くの金融資産を保有していることを考えると耐性もある程度ありそうだし、若者への富の移転にも都合がいいので物価・賃金上昇のインフレスパイラルはしばらく容認されるのではないかと思う。
よって、高値ではあるが過度に保守的になる必要は感じていない。
個別では電業社が不適切会計の新規疑義を発見したらしく第三Q決算が更に延期になりそう。企業統治をこれを機にしっかりしてほしい。
内容は
・特段の理由なく原価を別の時期に計上したという会計操作であること
・本社側の営業と生産本部が関与が見受けられるということ
文面だけだと正直それだけ？という気もするが問題の全体像がまだ把握できていないようなのでどこまで大きいかはわからない。
個人的な感想としては新しい問題が出てきたのは悪いニュースではあるから少なくともプラスではない。
ただ、大金が抜かれたとかそういう報告はでてないし、実際電業社のB/Sはシンプルなので会社ぐるみでうまくやらない限り大きな不正会計は難しそうだとも思う。
いずれにせよまたちょっと不確定要素が増えたのは確かだが、それ以上の判断は現状できないし株価も大して上昇しなかったから割安さもそれほど解消されたとは思っていないので保有は継続する。