2/13 決算の続き  | 徒然w

徒然w

主にニコニコ動画で放送した話題の補足です。

新日本建設

 

相変わらずの安定感。

株価は上がっても相変わらず収益性は高く前年比ペースもよいので今のままなら通期予想より少し上振れての着地も期待できそう。

配当性向が酷いので株価はあがらないかもしれないが、PERは本当に低いし財務も現預金が総負債とほぼ同額、流動資産が資産の9割以上と資産構造もよく自己資本比率も約68%と悪くはない。

配当性向は未だに低いものの増配傾向は間違いなくあるし、できる企業なのでゆっくりと育ってくれるのを期待。

 

川岸工業

 

今回が第1Qとなるが出足は好調に見える。

通期予想はほぼ前年並でPERは10程度だが自己資本比率が8割超えの企業なのでそれでも十分。

大型工事の完成時期だったとのことでただの期ずれによる前年比大幅増なのかもしれないが、通期予想では第2Q時点でEPS167を予定しているのに対して、期ずれの可能性があるとはいえ第1QのEPSが184円と既に上回っているのは期待が持てる。

自己資本比率がそこそこ下がっているが総資産が膨らんだためなので問題はない。

主な部分は流動資産の完成工事未収入金が増え、流動負債の工事未払い金が増えてるだけなので仕事は順調にこなしている模様。

資産の約6割近くにあたる完成工事未収入金のマネタイズが課題だが、主要顧客も竹中、鹿島、大成等の大手が殆どなのでまぁ多分大丈夫ではないかと思う。

キャッシュフローがいいとは言いにくいため財務の数字ほど還元はしてくれないし、そのためPBRは相変わらず0.4と低いが負債の割合も本当に低いのでいつか溢れ出てきてくれるとは思う。気長に待つからペースは落とさないで頑張ってほしい。

 

日本インシュレーション

 

利益面はペースアップで前年比4割から6割増という感じ。

EPSは83円で通期予想の101円は上振れが期待できるペースなのもいい。

有利子負債がないわけではないがもちろん大した量あるわけではないし、自己資本比率は75%、現預金で総負債をカバーできる、資産の2/3が流動資産など財務面で問題はないので期末増配には期待したい。

 

光ビジネスフォーム

 

判断に困る決算。

まずいい点をあげるなら

 

・通期予想よりは下回ったがPER7程度の高水準で今期稼ぎきったこと

・来期予想も一応前年比で落ちるが同程度のPER7程度だということ

・負債が2/3と大幅に減り、現預金はほぼ減っていないこと

・間違いなく数字も構造も好財務でありながらPBRは0.5程度であるということ

 

悪い点は

 

・来期以降の収益面に不透明感があること

・好財務のくせに配当性向が低く、株主還元をする気が微塵も感じられないし、来期配当も未定だということ(ただ中間配当制度導入の検討をするからとこれについては一応書いている)

 

結論からいうとこの企業を信じられるかどうかで大きく評価が分かれると思う。

第3Qの時点でも軽く触れたが資本コストや株価を意識した経営についての発表をした割には今のところこの企業にそう言った兆候は見当たらない。

今期も確かに昨年より悪いが減配する必要な財務ではもちろんないし、仮にしなかったとしても50(昨年の配当額)/132(今年のEPS)= 約38%なので配当性向的にも決して高くはなかったにもかかわらずしっかり減配してきたのはこの企業が株主還元に興味がないことを態度で表していると思う。

ただし、現時点での数字は非常に良く自己資本比率8割超えの完璧な財務を持つ企業がPER7の水準で稼ぎ、利回りも今期と同程度出すなら約3.9%と悪くはないというのは魅力的だ。

問題はこの企業が通期予想通りの収益水準を維持できるのかだと思う。もし、PER10を上回るような収益水準に今後なっていくなら株主還元がよくならなければ保有し続けるうまみはあまりなさそうだ。

悪い点を考えると現状ではいくら財務がいいとはいえ上値での積極的な買い増しをしたいとは思えず、買い増しをするなら今後の決算でちゃんと稼げているか、今より大幅に株価が下がるか、もしくは株主還元を積極的にするかと様子をみるのがベターだと思う。