今年を振り返って | 徒然w

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主にニコニコ動画で放送した話題の補足です。

今年は激しいようで静かな一年であったと思う。

3月頃にコロナ騒動が起こり始めてから社会全体の在り方が変わった。経済活動では飲食や旅行の自粛、在宅ワーク、巣ごもり消費といった内向きな形への移行が進んだことが大きかった。

ただ、激しいようで静かなと表現したように単に時代の流れが加速しただけで本質のところはそれほど変わってないようにも思える。

放送で何回も言っているが少子高齢化、人口減による日本の経済規模、内需の縮小はもはや当分の間続くことは避けられない。現状ではそれによっておこる不景気が負のスパイラルとなっているし、コロナはそれを更に一段階加速させたように見える(これを書いてる2020/12/27現在時点でコロナの影響によって人口動態推計は今年は推計が難しいとして非公表、妊娠届も減少傾向が確認されている)

現在の菅政権はそれに対処するために不妊治療の保険適応や助成額引き上げ、AI婚活の推進などの少子化対策や国土強靭化計画等の未来志向の強い政策とともに、その他経済がクラッシュせずソフトランディングを出来るようにGOTO事業や金融関係の経済対策もしっかり打ち出しているように見える。

しかし、あくまでソフトランディングであり、最終的に生産性が低い企業は恐らく今後潰れていくだろうと思うのだ。それも早ければ来年くらいにからそれは始まるのではないかと考えている。

AIの進歩やグローバル化と共に優れたサービスの自動化、省力化、低価格化、高速展開のレベルはどんどんあがってきている。

人を使うことによって発生する人件費その物自体やヒューマンエラーの潜在的リスクや発生コストも回避できる。

コロナは元々進んできたこの流れを更に加速させ、人間にしかできない仕事と機械でも出来る仕事の間にできる貧富の差を確実に広げていくだろう。

ならば、ソフトランディングの施策が効いている間に付加価値が低い仕事しかできない人達の新しい受け皿を作る、高付加価値の仕事をやれるような教育等の援助をするといったことをしなければならないはずである(実際菅さんは自助、互助、共助、公助について発言をしていることから私はこの方向性で進むと考えている)

あと、最低賃金の引き上げを政府が進めていることの影響も大きい。元々ブラック企業で上げられやすい飲食系等は今回のコロナ禍でかなり財務が悪化した企業も少なくない。仕事の質が変わらないのに人的コストが上がってしまえばいい意味では受け皿的な働きをしていた企業は壊れてしまう。

現状では様々な金融政策が効いているから持ってはいるが、ずっと続けるわけにもいかないだろうしこの流れが止まった、逆流した時に経済の危機が起こるのではないかと思っている。

最後に明るい?話を書いて終わろうと思う。

コロナが2019年12月に武漢で発生してから1年経過した2020/12/27現在においてコロナの感染者数21.5万人、回復者数17.8万人、死亡者は3016人とのこと。

日本では82%の人は治るし、コロナによって死ぬ確率は1.4%しかないし、また毎日新聞の独自取材による集計結果ではあるが、死亡者は70代までで7割、40代以下は死者全体の1%程度に過ぎないそうだ。

最近女性の自殺が増えているというニュースで話題になった自殺と比較してみると警察庁のHPで出てくる月別自殺者数は11月終わりの時点で男12769人、女性6332人で合わせて19101人で死者はコロナの6.3倍いることになる。(数字だけ見ればこっちの方が大問題だ)

事実だけ見れば少なくとも現時点において日本でコロナ自体はそれほど大きな問題になりそうな兆候はない。上記の計算で単純に考えるなら1日に新規感染者が1万人いても40代以下ならコロナで死ぬ確率は約1人だ。

日本のコロナへの対応はうまくいっているといっていいし、コロナの見方や対応をかえるならすぐにでも元の活動状態に戻せる可能性は非常に高いように思える。

コロナの変異や海外との関わり、高齢者が多いこと等予断を許さない不透明なリスクが多い事ももちろんわかってはいるが、1年を通した結論として(少なくとも日本では)コロナは大した問題ではないといってもいいはずだと私は思うし、来年はもっと良い形でのウィズコロナ時代になってほしいと考えている。