遠藤雅大 エンマサ サッカー人語 -10ページ目

ESA練習会・・・

10月にESAメンバー希望者むけに練習会を行なう予定です。
日程に関しては、ホームページのトップページをご確認の程お願いします。
地域のクラブは、本来どんな方々でもやるき気がある少年は大歓迎でなければならない。
ESAは、サッカーにおける【やらなければいけない事】、【やってはいけない事】を明確に指導する倶楽部であり、ボール技術以上に、ボールを持たない攻守の動き方に重きをおいているサッカー倶楽部だ。子供が少年に少年が大人に、そして大人が紳士になるスポーツ、サッカー!!!
サッカーを通じて肉体と精神を鍛えるだけでなく、人としても成長していきたい。
そのためには、グラウンドの内外両方における言動、行動が大切になる。
第3者の教育機関としてもESAは責任を果たしていきたいと考えている。

さて、地域のクラブでよく私が耳にするサッカー少年を持つ親御さんの言葉がある。
『うちの子はご迷惑をおかけしてませんでしょうか』。
これは親御さんの大きな勘違いだ。何故すぐに結果を求めてしまうのであろう。
ご自身も子供時代を思い出して欲しい。また我が子の人生を考えて欲しい。
高校に進学するユース年代までの時期は、多くを学ぶ時期であり、学んだ事を活かし多くの成功体験と失敗体験を積む事が先々を考えても大切なのに、早期に結果を求める親御さんが急激に増えてきている。その事で子供は学ばなければいけない事を学んで来ておらず、高校や大学で子供の頃有能と言われていた少年達の大半がサッカーから離れている日本サッカー界の現状。
早期に子供の優劣をつけ育てて行けるだけのサッカー文化など日本にはない。

厳しくやるべき事を学び、多くの場を踏む事で、サッカーに限らず将来、今自分がするべき局面の言動・行動に繋がり、今、人をどのようにその局面で動かすことが重要かの判断にも繋がり、細かな事への配慮や、自分を客観視し気づける自分磨きに繋がると考える。
また、上司が変わったら仕事が出来ない人にはなって欲しくないし、もっと言えば、生きざまを持ち、貫き通して生きて行けるだけの強い肉体と精神を持つ人材強化が大切である。
まさしく、それこそがESAの理念だ!

なぜ・・・

日本はスポーツの社会的地位が低いのであろう。
外来スポーツであるサッカーは師範学校よりOBの方々のお力により、学校スポーツとして広がった。その後、OBの方々のご努力により、日本リーグからJリーグへ。アマチュアからプロリーグへと発展した。その事で協会がビルを保有出来る程、ビジネスとして成功したと言えるであろう。
しかしその反面、技術の伝承が失われ、指導者の数や質が間に合わず足りずにここまで来ているとOBの方々は嘆いている。

さて、私は、師と仰ぐKM氏との出会いが選手から指導者としての人生の転機となった。
もし、あのまま選手として活躍・成功していたら今の私はないかもしれない。
今も83歳で現役である師匠より、日本サッカーの歩み、技術の伝承、指導者の歴史など、そして【生きざま】を今も学び感じさせて頂いている。
日本サッカーの父と言われるD・クラマー氏の指導もバルセロナオリンピック候補時代に学んだが、私にとってKM氏は、真のサッカーの父である。
その師匠を紹介して下さったトレーナーのK氏は、残念だが既に他界されてしまっている。
改めてご冥福をお祈りすると共に、出会いをご縁にし、生きざまを持てるかは、人生を生きて行く上で重要であると感じる。今現在は、地域の少年指導に励んでいる私であるが、一人でも多くの少年達に伝えたい事、それは生きざまかもしれない。
人の振り見て我が振りを直せ!
誰一人として同じ人は居ないのだから。

久しぶりです

なかなかブログを更新出来ずすみません!
さて、今夜はリバプール対アストンビラのプレミアリーグ解説担当です。
キックオフは、25:30。
今シーズンのプレミアリーグも見所満載だし、指導者の一人として、学ぶ事が多いです。
やはり、歴史の積み重ねのあるサッカー先進国は、違うし素晴らしいですね。
皆さん、深い時間ですが観て下さい。

宜しく!!!

ふるさとがあることは・・・

戻る場所がある。
生きて行く上でも心の支えとなり、頑張れる。
昨日(25日)の高校生とのゲームの際、久しぶりに数名のOBが顔を出しに来てくれた。
現メンバーでOBを知らない子もいるなか、何だか皆が笑顔になる最高の瞬間!!!
私にとっては誰一人として、その出会いは忘れられない。
彼等の成長ぶり、たくましさを感じる事が出来た贅沢な時間。
とても嬉しかった。




第2回ESA和光カップ

も無事に終了しました。
参加してくれた選手・クラブ関係者・親御様方・大変お疲れ様でした。
地域クラブから、いつの日か本格派選手が生まれてくれる事が私の大会趣旨です。
今後も、益々の大会充実と、指導者交流、指導力の向上に力を入れていきたいと考えております。
どうぞ地域の皆様方、今後共宜しくお願い致します。

最後に、ESA和光カップに飲料を提供して下さった大塚製薬様、背番号の歴史復活のために背番号入りTシャツを提供して下さった株式会社日本人様に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。     
             本当に有り難うございました。