【壮絶な痒みの経験】唇の水泡が、私の顔中に広がっていったときが一番つらかった! | 時間*空間を超えて、自分を癒し・調和し・バランスするヒーリング

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頑張ってきた、過去のあの時のあなたに。。
悲しみの中で、苦しかった時のあなたに。
辛くても、一人で乗り越えてきたあなたに。
「ありがとう」のエールを贈りませんか?

こんにちは。

おはようございます。

カラダの気持ちを尊重するセラピスト アイニーです。

と名乗っていますが。。。私の生きてきた過程は、とてもとてもそのように尊重とうい言葉を発することが、ためらわれるほど、カラダの気持ちをスルーしつづけ、無視しつづけてきた私でした。


20代前半、化粧品を変えたことがきっかけで、好転反応が始まっていきました。それまでは、○○○とか、○○○ウなどのメーカーの化粧品を愛用していました。。。といっても、二十歳になってからなので、2~3年という短い期間でした。


今おもえば、化粧品でアレルギーがでたのではなく、その前から抑圧して抑えてきた自分の内なる滞りが、化粧品によって刺激されて、突然噴出したように思えただけなのですが。

まず唇に水泡のようなブツブツができて、かゆくてたまらなかったので、皮膚科にいきました。

すると、ステロイドを処方されました。何も知らなかった私でしたが、薬を塗るのはいや。。。そんな思いがありました。

というのも、化粧品を変えたきっかけは、友人の勧めだったのですが、もう名前は忘れてしまったのですが、とても生命力の強い化粧品なので、毒素を出すために、好転反応がでるかもしれない。でも、それは出し切ったほうがいいんだから、心配しないでね。と言われていたからです。

なので、薬を塗ってます~と親には言いながら、塗らずに放置していたら、ますますひどくなって。再度病院に行きましたら、、、

「薬が効かないようなので、もう少し効くお薬にしましょう!」

つまりそれは、もっと強いお薬ということなわけですね。

そのことを友人に話したら、一冊の本が贈られてきました。ステロイドを塗り続けてきた著者が、脱ステをするために、壮絶な苦しみを経験したという手記が書かれていた本です。

タイトルは忘れてしまったのですが、ステロイドを長年投与しつづけた著者が、脱ステをすることによって、毎晩かゆみ・痛みと直面し苦しみながら自己を向き合った体験記だったんです。

それを読んで愕然としました。かゆみで意識がなくなることや、チック症状としうけいれん(?)に苦しんだり。。それは本当に想像を絶するものでした。


友人が、その本をおくってくれなければ、いずれ私もそのような状態になっていたかもしれません。薬だけは使いたくない!その気持ちでいましたが、かゆさに耐えかねて。。。私がとった行動とは。。。

なんと、

かゆくてたまらない唇とその周りを、たわし(亀の子)でこするというものでした。(アホ)

でも、その瞬間・・・心地よい痛みが、かゆみをおさえて、すごーく癒されたのですね。

あ”~~~~~~っ!

って感じでした。

ところが、その翌日・・・顔はパンパンに晴れ上がり、水泡も顔中に広がっていくという恐ろしい状態になっていたのです。(ぎゃぁ~~~~~っ)


こんな顔では、会社にいけない!そりゃそうです。しばらく放ってほけば、おさまるだるろうと思ってたのですが、一週間くらいその腫れは続きました。

そんなに休んでもいられないので、3日目には、職場に復帰しましたが。。。


みんなの私を見る目・・・可哀想な人を見る目が、さらに私の顔を突き刺すように刺激してきました。でも、一度見せてしまうと、もう楽なんですね。ある意味・・・。


仕事をしながら、自分の状態を少しだけ抑えるために、薬も少量ぬることを、自分に許可したんです。あまりに辛かったので。

1か月くらいで、顔の腫れはひいていきましたが、唇はタラコ状態になり。。。(ほんっと、タラコ唇ってよく言うなぁ~~と感心するほど、タラコな状態でした)

水泡がつぶれては、膿がでていく。。。。そしてまた、新たな水泡ができ・・・の繰り返し。

やがて、唇はそれを繰り返していくうちに、どんどん皮膚が硬くなり、ツッパリだして、もともとそんなに大きな唇ではない私の唇は、ほとんど開けられない状態。

口をあけると切れるから、食事も流動食。しゃべるのも、腹話術の人形のようで、もう私という存在とは違う人になっていたと思います。

そのころの写真は、みんな捨てちゃいました。。。今思うと残念・・・せっかくのネタだったのにね~~惜しいっ!


でも、一年くらいかけて、何度も何度も突っ張っては皮がむけて、、、を繰り替えしながら、次第に自然に癒えていきました。カラダの力ってすごいですね。

その経験があってから、化粧品に関しては、なるべく自然のものをと考えるようになっていきました。

女性にとって、顔がこんなひどい状態になって、本当につらいことですよね。でも隠せないんだもんね。全開で見えてる部分だから。

自分の気持ちを出さず、本音を隠し続けてきた心の抑圧が、一番でてほしくない所から、現れてしまったのですから、もうどうしようもなかったです。


でも、仕事をしないという選択はできなかったので、隠すこともできず、その顔全開でいくしかなかったのが、本当は一番つらかったかもしれないです。


2009年に自然治癒力学校に出逢って、一年くらいたったころ、もうすでにかなりの年月が経っていたのですが、その時の記憶が浮かび上がってきたかのように、唇に水泡ができた時がありました。


あぁ~~~なんでまた出たんだろう?そのような気持ちも出ましたが、それは、本当に残りの燃えカスが出てきて、最後の燃焼をさせてくれたかのように、やがて消えていきました。

カラダって不思議ですね。