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私も彼も2人とも浴衣を着てお祭りに行こうという事になりました。
私のも彼のも、夕方私の家に集まって母が着せてくれました。
母は着付けができる人でも着付けが得意な人でもなかったのですが、
娘とその彼氏のためにと思って着付けの本を買って、
それまでに何度か私に浴衣を着せる練習をしてくれていました。
母に着せてもらってお祭りに行きましたが、
すごい人込みで動けないぐらいでした。
打ち上げ花火を見る人でいっぱいで、みんな上を向いて動かず、
しかもぎゅうぎゅうで、何度か誰かに明らかに体を触られて怖かったのですが、
痴漢かなと思ったけどぎゅうぎゅうだったから
本当に手が当たってただけかもしれませんが、
こんなにすごい人だと思ってなかったので人の多さも怖くて
彼も早く帰ろうかと言ってくれて早く帰る事にしました。
ところがなかなか動けなくて、帰るのがかなり遅くなりました。
彼の服も私の家にあったので、二人で私の家に帰りましたが、
出迎えてくれた母がびっくりするぐらい二人共の浴衣はヨレヨレ、
疲れで顔はぐったり、慣れない下駄で長時間歩いてたから
二人共の第一声が
「ただいま、足痛い…」でした。
母に「どっかで休憩して1回浴衣脱いでまた着た?」って
聞かれたぐらいに着崩れてました。
いつもスニーカーばかりはいてる彼もその日は下駄を履いていたので
お祭りの会場の階段でつまづいて転げ落ちそうになったり、
人と密着しすぎて下駄で人の足を踏んでしまって怒られたり、
一日ハプニングばかりでした。
その夏は他にも何回かお祭りがあったのですが、
浴衣を着たのはその1回だけでした。
でも、浴衣もいいものだなあと二人とも思って、
年に1回だけ着ようと思って、毎年私の母が1回着せてくれます。
でもあの日以来、ちょっと小さめのお祭りの時に着ています。