すっかり忘れていました。
とはいえ、プラモデルは積まない主義なので、サクっと作ってしまいましょう。
脇腹から腰にかけての分割が凄まじく、部分塗装派にも優しい設計だと思います。
1:20スケールと小さいながらも、素晴らしい造形のプラキットのフィギュアがお手頃価格で手に入るなんて、イイ時代になったものです。
普段は作り終えた説明書は破棄していますが、コレは残しておきましょう。
パーツの合いが良いので、流し込み接着剤がスッと入ってくれます。
接着面を処理したり、モールドを彫り直したり、髪の毛の束感を強調したりと地味に手を入れていきます。
レジンキットと違いプラスチックキットなので、サクサクと削れます。
修正箇所をマーキングします。
○赤:削る・彫る→減らす
○黒:パテを盛る→増やす
なにせキットが小さくて、マスキングはメンドクサイもので。
キットが大きくても、マスキングは可能な限り回避していますが。
メインとなるスーツと髪のパープルは、4層のグラデーションをかけています。
基本色はハセガワのジークフリードのカラーガイドを参考に調色しました。
・マルーン(半分ぐらい)
・色の源マゼンタ(半分ぐらい)
・ホワイト(少量)
・少し赤すぎたので色の源シアン(ごく少量)
○第一層:基本色にホワイトを混ぜたハイライト色をベタ塗り
○第二層:凸部分や隆起した箇所だけハイライトを残すように基本色をぼかし塗り
○第三層:基本色にパープルを混ぜたシャドウ色で特に奥まった部分だけシャドウがけ
○第四層:クリアーホワイトを出っ張り箇所にだけ細吹き(肘・膝・お尻・パイオツ)
グラデーションは写真では分かりにくいですが、実物を見てもよく分かりません。
あとはチマチマと筆塗りです。
グレーのラインは筆でエナメル塗料を大まかに塗った後に拭き取りました。
ギラギラと光ります。
こねくり回しているとゲシュタルト崩壊してきて、完成後にコレじゃない感が漂うまでがテンプレです。
顔と髪はツヤを消して瞳と下唇にUVクリアジェル、スーツはグロスコートしてコンパウンドで軽く磨いてテカテカにしたら完成です。
完成品はコレしか買ったことがないのでなんとも言えませんが、自分で作ったフィギュアの方が愛着が湧きますねぇ。
すっかり注文していたのを忘れていたミラージュ教官殿でしたが、キットの優秀さやプラスチックならでは扱いやすさで作りやすく、気がつけば一気に完成させていました。
ミラージュ教官殿を自分の手で作りたい方にオススメの名キットです!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。