紅の豚のサボイアは海面を飛ぶ① | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。



紅の豚。

金曜ロードショーで繰り返し観た、空飛ぶ豚が乗る"サボイア S.21F"を作ります。




キットはファインモールドのサボイアで、劇中で大改修した後期型です。



【開封の儀】


いつものごとくコーヒーを飲みながら、ランナーと説明書を眺める時間。

大きさは1:72スケールで、同スケールの現用ジェット機と比べてかなり小さく感じます。

零戦ぐらいの大きさといったところでしょうか。


パーツ数もかなり少なく、またパっと見たところ難渋しそうな箇所もなさそうです。

これなら早く仕上がりそうです。



ポルコ・ロッソのフィギュアも入っています。

豚か人間かはさておき、オッサンのフィギュア作製はあまりテンションが上がりません。

しかし、サボイアの横に並べるのはポルコ以外には想像がつかないので、ちゃんと仕上げようと思います。



説明書の機体解説はウンチクが盛り沢山で読み応えがあります。

ファインモールドの説明書は読み物としても面白いんですよねぇ。



「塗装で木目を再現してみてもよいでしょう」

こんなことを説明書で優しく言われると、木目塗装したくなっちゃいます。



【コックピットからはじまる基本工作】
エアモデルのセオリー通りにコックピットから作っていきます。



といっても、シート・操縦桿・機首の内側をババァーっと筆塗りし、パネルのデカールを貼ったら機首を貼り合わせるだけ。

ポルコを乗せるとほとんど見えない箇所なので、大雑把にいきます。



その他の主翼・エンジン・フロートも接着し、仮組みします。

パーツの合いは良好で、擦り合わせが必要なのは機首の左右パーツぐらいで、合わせ目消しにパテを使用するのも胴体の底面だけです。

さすが、ファインモールド。



丸みを帯びた胴体と、緩やかに後退する主翼、一際目を引く水冷V型12気筒エンジン AS.2。

支柱で繋がる胴体・主翼・エンジンの3層構造がしっかりと再現され、美しいフォルムを醸し出しています。

この機体が大胆かつ繊細に大空を舞い、ドッグファイトを繰り広げる姿にワクワクしたものです。


スジボリは繊細で浅く、塗装すると埋まりそうなので全て彫り直し、全体に軽くペーパーをかけたら基本工作は終了です。


パーツが少なく、また高い精度のおかげでサクサクと作業が進みます。

次回は塗装して鮮やかな赤色にしていきたいと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。