【仮組み】
完成後に見えないところは省略しちゃいます。
他のサイトでは四輪接地しない、後輪の位置が前過ぎるといったことが指摘されていましたが、手にしたキットでは問題ないように感じます。
【基本工作】
やり過ぎると折れそうなのでほどほどに。
シートのヘッドレストは裏側が抜かれていたので、ある程度プラ板で埋めた後にパテでトドメをさします。
むぅ..
やはりオーバーフェンダーは一発では決まりませんねぇ。
【塗装〜デカール貼り】
特徴的な緑と赤のアリタリアカラーはマスキングするか、キットのデカールを使用するか..
5秒ほど悩んで、再生産品と思われるピカピカのデカールを使用することにします。
アリタリアカラー、超カッコいい。
ピカピカのデカールは、水に濡らすとすぐに台紙から剥がれ、弾力があり破れることもなく、糊もしっかりしておりピターっと貼れます。
曲面や折り返し部分は、濡らした綿棒をハンダゴテに押し当てた簡易アイロンで柔らかくして馴染ませます。
トドメにマークソフターをチョンチョンして乾燥機に一晩ブチ込めば、しっかりと定着してくれます。
デカール専用の新しいハンダゴテが欲しいぐらいです。
と、調子に乗ってバンバン貼っていたら、ホイールの中心に貼るデカールを間違ってボディに貼ってしまいました..
【仕上げ】
エンジンやシャフトなどは完成後に見えそうな箇所だけ筆塗りします。
グロス仕上げにするかツヤ消しか..
細かいアラをごまかせるツヤ消しにすることにします。
ツヤを消してボディとシャシーを合体させ、クリアーパーツなどの小物を接着したら完成です。
【完成】
小さいパーツが多く、紛失や破損に注意が必要です。
接着面は糊代が小さいことが多く、うまく接着剤を使い分けないとベタベタになってしまいます。
研ぎ出しは気を抜くと塗膜やデカール層まで到達してしまうし、かといってビビり過ぎるとちっとも研げないジレンマ。
仮組みと丁寧な擦り合わせをしておかないと、ボディとシャシーを合体させる時に難儀し、無理やり嵌め込もうとすると、破損や塗膜の剥がれに繋がってしまいます。
と、カーモデラーの諸先輩方にしてみれば当たり前かもしれないことを経験することができ、カーモデルも難しいけど楽しいなと思いました。
なんとなくセオリーも掴めてきたので、いつかヌルテカのグロス仕上げにも挑んでみたいと思います。
仕上がりはさておき、なんといっても念願のランチア ストラトスを作ることができたので満足です。
しばらくはケースに入れて眺めながら、高校時代の思い出に耽ってみたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。