それではドラケンⅢの塗装工程に入ります。
その後、機首上面やエアインテークをシルバーで塗り分けたら、地獄のマスキング作業開始です。
【狂気のマスキング】
ラインが直線的ではありますが、ギザギザになっていたりと複雑なので、今回は使用しないデカールを切り出して貼り付け、それをガイドにマスキングテープを貼っていきます。
精神力は枯渇しますが、塗装後にマスキングテープを剥がす際のワクワク感を想像し、気力を振り絞ってマスキングしていきます。
【来世に紡がれる赤紫】
パーソナルカラーの赤紫を塗装します。
記憶の中にある劇中の姿や、箱絵と完成見本はもう少し紫寄りな気がします。
指定ではマルーン:色ノ源マゼンタ:ホワイト=55:40:5で混色するとされていますが、色ノ源を切らしていたためキャラクターレッドをテキトーに混ぜたことが災いし、赤に寄りすぎてしまったようです。
もう一度マスキングして再塗装などという恐ろしいことは避けたいので、このまま進めてしまいます。
もう少し紫寄りのドラケンⅢはまた来世で。
来世にやり直す予定のキットが山積みです。
【ナゾのデカール】
スミを入れします。
スミを入れします。
全体のスジボリを彫り直し、クリアーコートのおかげで表面はツルツルしているので、スミが滲まずに気持ちよく流れてくれます。
概ね塗装で塗り分けているので、デカールは黒色のラインとマーク類だけです。
黒いラインが入ると引き締まって見えます。
胴体後縁のそこかしこに意味不明のマークを貼るよう指定されています。
位置的にはウィンダミア語の"NO STEP"でしょうか?
よく分かりませんが、たくさん貼っているとカッコいいので全部貼ります。
一晩乾燥機に入れてデカールの水気を抜き、つや消しスーパースムースクリアーでツヤを消したら完成です。
【完成】
マクロスデルタ劇場版の終盤では、まさかの鹵獲機での最終決戦でしたが、ハヤテの駆るリル・ドラケン装備のジークフリード(メッサー機)とのコンビネーションによる大立ち回りにシビれました。
ミラージュ祭りの一環として完成させることができてひと安心です。
マスキングは大変でしたが、ドラケンⅢ自体のパーツ数はさほどでもなく、またパーツの合いもよく作りやすいキットだと思います。
ハセガワさん、これからもジャンジャンとマクロスシリーズを展開してください。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。