リトルアーモニーのMP5をエイミー・マクドネルに持たせたい② | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。



それではエイミー・マクドネルを作っていきます。


【開封】


小さな箱の中には組み立て説明書+レジン製のパーツ+デカールが入っています。

少ないパーツ数で塗装作業に注力できそうです。



【ゲート跡とバリにまつわるハナシ】


パーツの少なさの代償かゲート跡とバリは凄まじいことになっています。

レジンは硬いので、この処理にいつも難儀します。


いつもレジンキットのゲート跡やバリの処理はリューターを使用しています。

紙ヤスリでは時間がかかるので、リューターで大まかに削って、紙ヤスリで一気に仕上げています。



使用しているリューターは"アルゴファイル製のマイクロモーターシステム"です。
Amazonさんから画像を拝借しました。

ツマミで回転数を調整できますが、低速が高トルクでプラスチックを溶かさずに思いのままに削れます。

また、チャックを回すことでワンタッチでビットを付け替えることができ、これが地味に便利です。
作業中はシチュエーションに合わせてすぐにビットを交換し、ストレスを全く感じません。

そして、フットペダルスイッチが付属しており、ON-OFFの切り替えを足で行うことで手元の操作に集中することができます。

20年前に購入した安価なリューターが壊れてしまったので昨年に思い切って買い替えましたが、とても作業効率が高まり、奮発してよかったなぁと感じている逸品です。



【けしからん仮組み】


仮組みや接着の補強のために軸を打ちます。

ピンバイスで穴を空けて真鍮線を刺すだけ。

とはいえ、しっかりと位置調整しておかないとパーツをくっつけた際に隙間が生じたりします。




仮組みしてMP5を持たせます。

ハセガワのレジンキットは初めて作りますが、素晴らしい造形です。

アーミーズボンはボワっとした立体感があり、それでいて膝パッドなどのベルトが巻かれた部分はキュっと締まった感じがします。

ブーツの造形もゴツさがしっかりと表現されています。

あと、ナニがとは言いませんが、デカい‼︎

クイっとくねらせた体幹から腰部にかけてのラインと相まり、実にけしからんです(最大級の褒め言葉)。

ありがとうハセガワさん。
ありがとう原型師さん。



1:12のMP5はエイミーと同スケールのためか、手の中にピタリとフィットします。

ストックが体に干渉するため、スライドストックの収納状態を選択しました。

ということでA5タイプになりました。

ドットサイトはなんとなく外そうと思います。



【唯一の改造工作】

エイミーの右手にはキットの付属品とは別にリトルアーモニーのMP5を持たせますので、ハンドガンは右太腿側面のホルスターに入っているはずです。

そこで、唯一の改造としてキット付属のハンドガンをホルスターに収納するよう加工します。



キットのハンドガンとホルスターのベルト部分をぶった切って..



ホルスター内部をリューターで削って..



ハンドガンを入れて..



エポパテでベルトを作り直して..



アフターパーツのリベットを埋め込んでボタンを復活させます。


この後、パーツ洗浄し塗装作業までの工程が終了です。



【作り終わってないけど感想】
ゲート跡とバリを処理すればカンタンに組み立てることができ、じっくりと塗装にエネルギーを注ぐことができる良キットだと思います。

このクオリティの(巨乳金髪上だけ水着美女の)レジンキットがお手頃価格で入手できるとはいい時代になったものです。


ハセガワさんのような元々スケールモデル中心の硬派なキットをリリースしていた(と思ってます)メーカーさんが、マクロスのようなキャラクターモデルや美少女フィギュアを発売するって、もの凄い英断だと思います。

社内には改革派と保守派の対立構造や、ノウハウが少ない中で新事業を進めることの大変さがあったのではないかと(勝手に)想像しています。

僕の手元にはハセガワさんのマクロスシリーズやたまごガールズがあり、それをいつも楽しく作れることに感謝しています。


次回は塗装して完成の予定です。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。