黄昏の御曹司 | MK from ASOVOYAGE

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その時その瞬間に感じたことをありのままにそのままに。素直に表現。
遊び場 Viva 楽しむ Vida 
"いざ参ろう あそVibaへ"

活発なあそ坊の日記

 

「心に蔓延る憂鬱に殺されそうだ」

 

海を見ながらポツリと呟く。

辺りは夕暮れ時だからか、写真を撮っているカップルや子供連れの家族がいつもよりも多く感じる。

 

どんなに綺麗な景色と対面しても

幸せな情景と出会っても

 

心の中は晴れない。

 

呪われているんじゃないか

なにかに憑かれているんじゃないか

 

本気でそう考えてしまうほど

病的に憂鬱だ。

 

別に死にたいわけではない

どちらかというと生きていたい

 

ただ疲れた。心から疲れた。

 

剥ぎ取っても剥ぎ取っても

根強く残り、広がる心のカビとの戦いに日々に

僕は疲れた。

 

なんのために頑張っているんだっけ

何がしたかったんだっけ

楽しいってなんだっけ

 

目的を見失っても尚、とまらず焦る。

 

壊れて止まり方も忘れて

ただただ苦しくもがき戦い続ける

 

灯火は微かに密かに。

 

存在、逃避

 

 

もしも底に届くのなら

もしも底に落ちるのなら

 

ただ眠ろう

 

抗わず受け入れよう

 

もうなんのために戦っているのかも忘れたさ。

 

きっと僕は死んでも戦い続けるのだろう

 

 

息はしていても活き活きはしていない。

カツカツなエネルギーと

溢れる怠惰感

 

立ち上がるのはなぜか

 

何かを求める

何を求めているのかもわからずに。

 

それでも求めて、また求める。

 

泣きたくなるのは僕も一緒さ

 

 泣けるだけ幸せなのかもしれないね。

 

深く深く、もっと深くまで

 

息苦しくても

潜っていたい。少しでも、少しでも長く

 

体が動かない

頭が働かない

 

僕はなんだ、生きるってなんだ、人生とは。

 

僕は今人としていきているだろうか