詩を読む死人//// | MK from ASOVOYAGE

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その時その瞬間に感じたことをありのままにそのままに。素直に表現。
遊び場 Viva 楽しむ Vida 
"いざ参ろう あそVibaへ"

活発なあそ坊の日記

とくとく流れる血よ巡れ

わくわく描いた夢やぶれ

 

嘘みたいな瞳に慣れた手付き

手順は不順で縦横無尽

 

消えた鼓動は消音香り

眠った眼は何を見る

 

貪り怠惰にだらしなく

泣く泣く捨てた断離

理念と涅槃はネオンの彼方

 

フラットにシャープに君に触れたい

解剖改造大変革

革命起こせば朽ちる民

民の為だと膨らむ懐

潤うは個人螺旋のエゴパレード

 

喚いて塞がれる希望の轍

切り開くは自分の憎悪

壊滅概念いでる本能

理性の抑制、否、崩壊

 

波の流れに身を干され

 

いつしか見た赤、漆黒で

青は進めか?、深刻で

お前が言えよ、申告で

 

揺れて寄りかかってなびく欲

よくよく見れば気持ち良く

抑揚取りこぼした天使の虜

悪魔の微笑みは妖艶でした

 

嫌になったら好きになる

好きになったら嫌になる

 

待っているのは泣きやむこと

 

変わらない夜は至高の死

 

詩を読む死人

 

ここはどこだ。もうどこだ。そうここは。

 

屍、睡蓮、白蘭、指呼、嗚呼。

 

夜に見えた朝は明後日へ

押し出し逃げ出しあとちょっとだけ。

 

声はないよ。振動で。

 

にわかに微笑み、歯が朽ちる。

 

落ちた命は大地に溶けだし

それはそれは何万回のお話を摘む

 

泣いた。泣いた。

 

それは過去であり先でもある。

 

甚だ地団駄、時が来たんだ。

 

寄りかかった大木、

屋根まで飛んで消えてった    。