つき起こされた欲望のエゴが
問いかけてくるこれでもかと
些細な事に怒りを感じる
その深層心理は有耶無耶に
わかるわけない本心という名の幻想
摩天楼を心を中で築き上げる
待てども待てども高くならない
理想はいつだって雲を突き抜ける
現実はいつだって土台探し
ゆらゆらぶらぶら容赦なく
ひれ伏す姿は情けもない
叫んでみてもすぐに消える
黙っていれば煩わしい声
救いがないなと嘆く人の横で
いやらしい笑い声が鳴響く
夢ならいいのにと夢のような現実を生きる
そして、新たな夢を訪ねて眠りにつく