羽織ったマント
正義の象徴
勝手に盛り上がる世間の期待
仕方なく続ける過度の誇張
理想と
げんじつ
突きつけられた銃口に
詫びるどころか希望をみている
引き金ひけば全てが終わるか
そんなこんなことを思うようなったのは
いったいいつからだっただろうか
無邪気な笑顔
8mのフィルムで観る自分に
流れてくる涙と滲んで拭えない虚無の絶望
これからだってかわらないさ
このままならばいっそうって
引き金に自分の手を添える
これでいいこれでいい
終わらす呪文を唱え続ける
なぜ笑っているの?
理由なんてないんだ
真実をみる
知ってほしいし知っていたい
正々堂々と生きていたいんだ
ありのままに我がのままに
この未知に夢を描いて
その道に轍を掘る
幻が喜ばしい
綻びが煩わしい
ただ僕はいい感じに
浸っていたい
満たしていたい
まだ見ぬ冒険に
この胸のドキドキを踊らせていたい
はずむはずむ
無重力
漂うplaceは無法地帯