非力で非弱な僕にとって
自分の夢をキラキラした目で話せる人は苦手の部類に入る。
僕が小さく感じるからだ。
『夢は叶う』という根拠のない甘いに呪文にかかって、何人の人が破滅の道を送ったのか。
僕はそんな甘い言葉には騙されない。
僕は僕自身を深く理解している。
夢を追っていい人と夢をおっては駄目な人
自分はどっちに区別されるのか、見極める必要がある。
夢を語っている時点でそこまでの人だ。
夢を掴み取る人は、
誰かが気分良く夢を語っている間も目的をもった行動をしている。
彼らは休むことはあっても決して止まらない。
相当な覚悟がなかれば無理だ。
僕にはそこまで身を粉にして叶えたい夢なんてない
ただ可もなく不可もなく生きていければそれでいい
人生にドラマチックなんて求めてない。
この世に誕生しただけで十分にドラマだ。
このままでいい、
このままでいいんだ
そんな僕を殺そうとする私がいる
私は僕を変えたがっている。
僕はそれを知っている。
だから僕は猛烈に反抗する
私は僕が反抗することも知っている。
相容れない僕と私
わかり会える日もこないだろう
このままでは僕と私も消滅するだけだ