【信越五岳2019】レポート4 黒姫~ゴール(163km)まで | ランバナ

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Runningは生活の一部。走ること、日々の暮らしのこと。

黒姫エイドではまずドロップを

受け取り、ジェルなどの補充…は

ペーサーさんがテキパキとやってくれたw

 

疲労から頭の回らない私はただただ

おにぎり食べたり、豆乳飲んだり

補給に勤しむ

 

モグモグしながらMGCの結果教えて

もらったり、110kmのスタートが30分

遅れたことなど教えてもらう

(だから関川出ても110kmの人少なかったのか)

 

合間で北原先生の悶絶マッサージ

頑張って走ったら股関節が痛み

始めていた

 

たっぷり30分休憩した後、ようやく

エイドを出発

 

ここからはもうペーサーさんについていく

だけでいい~と思うと、今まで張りつめて

いたものが一気に緩み、あちこち痛くなったり

眠気に襲われたり(←その2)

 

コスモス咲き乱れるゲレンデの先で

 

フジマキフォトクリエイティブの写真撮影

(→公開されてますよ~

 

さらに進むと単調な林道

もう目を閉じたくてたまらない

目線を上げることすら億劫になってくる

 

ペーサーさんが色々と話しかけてくれるけど

返事しながら歩くのがやっと

 

やがて、日中だというのに、私の目線の

先にはヘッデンに照らされた丸井輪っかが

見えるように(↓イメージ)

 

昼間なのも、ヘッデンつけてないことも

十分わかってる、でも頭動かすとちゃんと

輪っかも移動する…はい、コレキタ幻覚!

 

そこまで疲れてないと思うんだけどなぁ

 

なんとか林道を歩ききり、昨年渋滞が

発生した吊り橋に向かうトレイルへ

 

このトレイルが岩があったり苔が

あったり、私には難易度が高く…

結果、眠気吹っ飛んだ(ヨカッタ)

 

で、吊り橋到着

ヤッター渋滞なし!!

ここでタイムロスしないで済んだ分

ゆっくり進めるねーと喜んだ

 

この後の激のぼりも無事クリアして

笹ヶ峰に向かう気持ちのいいトレイルへ

…だけどまた眠気、お腹まで痛み出した

 

進んでいくとハンサムネコさん

いっぱい写真撮ってくれた(ありがとう)

 

ペーサーさんに「走るよ」と言われてるが

走れずブーブー行ってる図笑い泣き

 

ペーサーさん諦めて一緒に歩いてくれる笑い泣き

 

エイド手前の綺麗な池

ここの横にトイレあり、そこでウトウトしたw

 

エイド直前はさすがに走った…けど

置いて行かれてるの図笑い泣き

 

笹ヶ峰エイドに21時間17分(15:47)到着

お友達に会っておしゃべりしつつ

カレーを食べた

 

どうにもこうにも眠かったので、5分でいい

からと芝生の上で横にならせてもらう

 

あっという間に眠りに落ちたので本当に

眠かったみたい

 

自分で思っていた以上に体は頑張り

疲れていたようだ

 

ペーサーさんに起こされる

15分眠っていたという…

「15分も」なのか「15分しか」なのか

わからないけど、だいぶスッキリした

 

準備を整えエイドを出る

ちょっと復活、また走れるようになった

 

乙見湖までのトレイルを走り

黒姫山に向かうトレイルを走る頃は

最高に楽しかった

 

黒姫へののぼりトレイルで暗くなり

ライト点灯、2回目のナイトトレイル

(以降写真なし)

 

ガレた下りからの林道を駆け抜け

大橋林道エイドに到着

スタートから24時間50分(19:20)

 

ここではパタゴニアのスープを

いただいた、美味しかった

 

エイドを出て牧場まわりをぐるりと

走って戸隠神社へ

いくつかトレイルを経て27時間31分

(22:01)に戸隠スキー場に到着

 

お味噌汁があったのでいただき

手持ちのおにぎりを流し込む

これで満腹になり戸隠蕎麦は

食べられなかった…残念

 

最後にダメ押しの北原先生の

マッサージ

瑪瑙山へののぼりのパワーをもらう

 

準備を整え、いざラスボスへ

あっという間にのぼりが始まる

だんだん斜度がキツくなる

 

一定ペースで足を進めていくと

前に追いつき、道を譲ってもらえる

 

私のことをわかってるペーサーさんは

「すごいね~」「頑張ってるね~」

「頑張りどころだよ」と適切な声を

かけてくれるので頑張れる

 

するとまた前に追いつき、道を譲られ

気づいたら「山頂です」の声が聞こえた

 

ここまで来てようやく

完走はできそうだと思えた

 

急なゲレンデ下り

ここでも何故か前に追いつき、どうぞと

言われる

 

みんなもう足が痛いんだよね

私も痛い、でもあとちょっと

 

最後ののぼり返しもやっつけて

木の根っこだらけの苦手な下りも

やっつけてようやく最後の

本当に最後の林道へ

 

走りたい気持ちはあるものの

走り続けるのはなかなか厳しく…

1km走って休む、また1km走るを

繰り返すことに

 

ペース遅いのに呼吸は苦しい

でもたったの1km、我慢して走る

 

やがて道が下りはじめ

フィニッシュのアナウンスが聞こえてきて

 

何度走ってきてもここは本当に

唐突にフィニッシュゲート上に出る

あの瞬間の感動といったらもう…

 

やった、ここまで来た!

やっと、ここまで来れた

 

長かった

ほんっとーに長かった

辛かった

楽しかった

苦しかった

面白かった

 

2回目の100マイル完走できるんだ

1人じゃここまで来れなかった

ペーサーさんありがとうありがとう

 

足が痛いのも忘れてゴールテープ

まで駆け抜けた

31時間31分(2:01)

 

目指すは【完走】だった

でも密かに…可能であるならば

昨年までの制限時間32時間以内に

ゴールしたいと思っていた

 

ペーサーさんの絶妙なコントロールに

より、32時間まで30分近く残して

ゴールすることができた

本当に感謝しかありません

 

ゴールしたら

ホっとして

嬉しくて

本当にキツかったし

体中痛くて

涙出てきた笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

携帯にメッセージ着信がいくつか

深夜だというのにアップデート

見守ってくれてたお友達から

早速お祝いのメッセージ

 

いやぁ~よかった、よかった爆  笑