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DOCS日記

DOCSの活動を報告するブログです

3月16日金曜日はファイザー主催の『薬剤師のためのベッドサイドティーチング2011』に参加してきました。

若手医師セミナーを主催しているファイザーと青木先生のコンビが薬剤師のために今年度から開催されているこのセミナー、噂を聞きつけて是非受講したいと機会を伺っていましたが何とか水戸でのビデオ上映にこぎつけることが出来ました。

今回は香坂先生による「循環器内科外すことのできない七つのクスリ」というお話でしたが普段薬の話を2時間も伺える機会はなかなかないので大変勉強になりました。

チーム医療には薬剤師の力や知識が欠かせません。

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週末勉強会シリーズ、先週日曜日は臨床微生物学会の主催する『第6回感染症学セミナー』に参加してきました。

テーマは"尿路感染症"についてでした。

この勉強会は微生物検査技師の方が多く所属している臨床微生物学会の特徴を活かして検査技師、薬剤師、看護師、医師など感染症診療に関わる全ての医師が知識を共有するというスタンスで開催されているようです。

個人的にはグラム染色道場師範代、西神戸医療センターの山本剛先生のケースカンファレンスが聴けるのを大変楽しみにしていました。

Blog グラム染色道場
http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/

当院は感染症専門医がいないため感染症診療の原則に従って診療を行う上でいつも微生物検査の解釈にとても苦労しています。

奈良市立病院の忽那先生のブログ記事のように検査の結果に疑問が生じても自分の知識に自身が無いため流されるしかありません。

Blog ID CONFERENCE
http://idconference.cocolog-nifty.com/idconference/2012/03/post-a20c.html

今回のような勉強会に参加してこつこつ精進していきます。

週末勉強会シリーズ、先週土曜日は東京ベイ医療センターで行われた『第13回JSEPTICセミナー』に参加してきました。

テーマは”End-of-life (終末期医療)”でした。

重要なテーマであることは理解しながら難しそうだと目を背けて過ごし、人の死に対する感覚も日に日に鈍くなっていく中で隣にはいつ犯罪者にされるかもしれない危険が迫っている。

そんな感じでしょうか。

卒前教育でもあまり取り上げられないテーマであり、正直今回のセミナーでも聞き慣れない単語が飛び交う中で眠ってしまった部分も多々ありましたが、ところどころ捉える事ができた内容はどれも新鮮で勉強になりました。

患者に対する死生観などはより長い期間で接することの多い家庭医の先生方の方がよく考えられている印象があります。

これからは病院内での死についてももっと議論されることでしょう。

とりあえずインパクトとしては法律家の井上先生のトーク力が絶大で内容も大変面白かったです。

まさか現在の医療者を裁く可能性のある刑法202条が”無理心中”の禁止を目的として明治初期に制定されたものだったとは。。

興味のある方は”INTENSIVIST"13号を是非ご一読ください。

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会場となった新ピカ病院の1階にいた野口英世をパシャリ。