週末勉強会シリーズ、先週土曜日は東京ベイ医療センターで行われた『第13回JSEPTICセミナー』に参加してきました。
テーマは”End-of-life (終末期医療)”でした。
重要なテーマであることは理解しながら難しそうだと目を背けて過ごし、人の死に対する感覚も日に日に鈍くなっていく中で隣にはいつ犯罪者にされるかもしれない危険が迫っている。
そんな感じでしょうか。
卒前教育でもあまり取り上げられないテーマであり、正直今回のセミナーでも聞き慣れない単語が飛び交う中で眠ってしまった部分も多々ありましたが、ところどころ捉える事ができた内容はどれも新鮮で勉強になりました。
患者に対する死生観などはより長い期間で接することの多い家庭医の先生方の方がよく考えられている印象があります。
これからは病院内での死についてももっと議論されることでしょう。
とりあえずインパクトとしては法律家の井上先生のトーク力が絶大で内容も大変面白かったです。
まさか現在の医療者を裁く可能性のある刑法202条が”無理心中”の禁止を目的として明治初期に制定されたものだったとは。。
興味のある方は”INTENSIVIST"13号を是非ご一読ください。
会場となった新ピカ病院の1階にいた野口英世をパシャリ。