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DOCS日記

DOCSの活動を報告するブログです

本日も矢数先生による『早朝漢方勉強会』が行われましたo(^▽^)o

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3週目の今回は『気』の総論と『補気』について教えていただきました音譜

『気』の総論では、「推動」、「温煦」、「防御」、「固摂」、「気化」という5つの作用と、それらの影響で生じる病態を学ばせていただきました目

そして、『気』の不足によって生じる『気虚』に対しての治療である『補気』について要となる生薬や方剤などを教えていただきましたメモ

そんな、「補気剤」の二大巨頭は『十全大補湯』と『補中益気湯』ですが、特に『補中益気湯』は僕が漢方を習い始めた3年前に初めに覚えた方剤であるため、未だに思い入れが強いですヒヨコ(まあ、処方したことはもちろん、飲んだことも無いですが”守りの要”という響きに惹かれましたキラキラ

そんな懐かしいことも思い出させてくれる3年目の『早朝漢方勉強会』でしたドキドキ

矢数先生、今週も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m

[場所] 卒後臨床研修センター 研修室1
[参加メンバー] 児玉、松本、井上、河野、斉藤、久松、山口、岩崎、新名

こだま
本日はDOCS主催の勉強会『DOCSプロフェッショナル』を開催し、内外から40名以上の学生・研修医・医師の皆様にお越しいただきましたヾ(@^▽^@)ノ

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今回講師を務めていただいたのは中部ろうさい病院リウマチ膠原病科の藤田芳郎先生で、テーマは「低Na血症」でしたわんわん(藤田先生の現在の所属はリウマチ膠原病科ということですが、腎臓内科、感染症領域など幅広い豊富な知識をお持ちです目

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個人的に電解質異常や輸液というのは、様々な参考書を読んだり、講義を聴いてもなかなか頭に残らないため苦手としているので、今回のレクチャーを大変楽しみにしていましたペンギン

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そんな中、「マラソン後の意識障害を主訴に来院した若年女性」を適切にマネージメントするという流れで教えていただいた今回のレクチャーはとても実践的で期待通りの頭に残る内容でしたメモ

特に藤田先生の「用語」に対するこだわりは印象的で、『脱水』や『溢水』という曖昧な用語ではなく「何が増えているか」明確にするため『脱Na』、『Na過剰』、『(細胞内)脱水』、『水過剰』という用語を使われたり、長年使われている『抗利尿ホルモン』といった原理を考えると誤解を生じやすい用語に関しても『水吸収ホルモン』という極めてシンプルな用語に置き換えてくださったのでとてもわかりやすかったですキラキラ

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また、随所にClinical Pearlを盛り込んでいただいたのも大変嬉しかったのですが、個人的には何より「3%食塩水を1ml/kg静注すると、血清Naは約1mmol/l上昇する」というご自身のpearlを計算で証明しようとされた際に、計算式が複雑になり、「ところでpearlは何だったっけ?」と仰られたのが藤田先生のお人柄を表していて面白かったです音譜(空調の関係で会場内がとても暑かったので、会場内の誰もが頭が回っていなかったのですあせる念のため)

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こんな素敵な先生が面倒をみてくださる中部ろうさい病院の研修医はとても恵まれた環境ですねドキドキ

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藤田先生、この度は素敵なレクチャーをありがとうございましたm(_ _ )m

p.s. 少人数で濃密な時間を過ごさせていただいた懇親会では、宮崎からのDr. Aokiの電話に30分近く席を立たれる場面もあり、噂に違わぬ熱々ぶりを垣間みさせていただきましたビール
ちなみに内容はDr. Aokiがその日に挑まれた検討会で”当てられなかった”症例の話だそうです(笑)

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[場所] 東京医科大学西新宿キャンパス 第1研究教育棟4階 第2講堂
[参加メンバー] 上杉(PGY1)、児玉、張、東邑、中野、藤巻、松本、石上、山口、德冨、高須、新名

こだま
本日も矢数先生による『早朝漢方勉強会』が行われましたо(ж>▽<)y ☆

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2週目となる今回のテーマは五臓のひとつ『脾』ですわんわん

「運化」、「昇清」、「統血」といった『脾』の働きや、口、唇など『脾』の「開竅」、「華」のお話をしていただきました音譜

漢方の『脾』は『胃』とともに消化器系の主役と考えられており、また「統血」の働きにより出血と関係が深いなど現代医学の「脾臓」とは大きくイメージが異なります目

今回も大変勉強になりましたアップ

矢数先生、今週も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m

[場所] 卒後臨床研修センター 研修室1
[参加メンバー] 児玉、稲岡、石上、大友、河野、斉藤、久松、天本、岩崎、新名

こだま