『第2回St Lukesケーススタディ勉強会』@聖路加 | DOCS日記

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週末勉強会シリーズ。
先週末は聖路加国際病院で行われた『第2回St Lukesケーススタディ勉強会』に参加してきました。

ケーススタディ+岡田先生と岸本先生のレクチャーという豪華な勉強会でした。

ケーススタディではブドウ膜炎の鑑別を学ばせていただきました。

ブドウ膜炎と結膜炎の鑑別は
・ブドウ膜炎では角膜周囲(rim)がspare(白く残る)される。
・結膜炎では眼瞼結膜も赤くなる。←当たり前ですが焦って眼球ばかり診ていると見落とすかも。。

そして眼科エマージェンシーのtriasは
・Pain, Photophobia, Visual change
ということでこの3つは必ず聞きたいと思います。

そして岡田先生のレクチャーでは「プライマリケアにおけるアレルギーの診方・考え方」を教えて頂きました。

岡田先生のレクチャーではいつも免疫などの踏み込んだ知識をわかりやすい例えを用いて解説して下さるのでとても勉強になります。

最近出されたこちら↓の本にもそのエッセンスが存分に詰まっています。

アレルギー?大丈夫、恐れるに足らず/岡田 正人

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最後に岸本先生のレクチャーでは「外来コミュニケーション」のコツを教えていただきました。

実際に岸本先生の外来を拝見したことはありませんが、亀井道場で拝見させていただいた患者さんと接する姿はとても物腰柔らかく印象に残っています。

疲れているときこそ「どうせ診るなら」しっかり診察に臨めるよう自分も心に言い聞かせます。