今週の医学書 | DOCS日記

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DOCSの活動を報告するブログです

新年度が始まり初期研修も2年目に入りました。

あまり心境に変化はありませんが少しでも後輩の皆様のお役に立てればと考える今日この頃です。

児玉は学生時代から臨床家の先生方が書かれた医学書を読むのが大好きでそこへの出費は惜しまないことにしています。

尊敬する多くの先生も「1ページでも読めばその本を買った価値がある。」とか仰られていいたように記憶しており多いに影響を受けています。

研修医になってから感じることはまず臨床を経験してから読むと本の内容の体への染み込み方(うまく表現できません。理解度とはちょっと違う。)が全く異なりますし、スピードも若干早いように思います。

また学生時代には買ってはいたけど難しすぎると感じていた本がさらりと読めたり、また学生時代にさらりと読んだ本を読み返すと全く新しい発見があったりもします。

なのでとりあえず気になった本は片っ端から購入します。読むかどうかは二の次で読みたい時に手元に無いのが一番困るという考え方です。

前置きが長くなりましたが今週は以下の本を購入しました。

抗菌薬の考え方、使い方Ver.3/岩田 健太郎

¥4,200
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抗菌薬についてしっかり学びたければまずはこの本。前の版は学生時代にワクワクしながら読み進めました。今回もワクワクしています。ただしページ数も増えて通読するには少し時間がかかりそうです。

カラー写真と症例から学ぶ小児の感染症/著者不明

¥6,300
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idatenのMLなどで話題になっていたので。書店でみると確かにとても魅力的な本でした。ただしページ数やテーマからまだ一気に読もうという気力は湧いておらずしばらく寝かせることになりそうです。

内科ポケットレファランス/著者不明

¥4,200
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"Pocket Medicine 4th edition"の日本語訳。もちろん英語版も持っていますが恥ずかしながらほとんど使用していませんでした。どうしても日本語のレファランスブックに頼ってしまいます。しかし日本語で読めるならやはり内容はかなりの充実度だと再認識させられます。文字の小ささを犠牲にした薄さが良いですね。聖路加のレジデントの皆様にはいつも頭が下がります。