このブログでも何度かご紹介させていただいているように『響き合いネットワーク東京SPの会』は東京を中心に活動されているSPさん(Stimulated/Srandarized Patient)の会で、年に数回大分大学の中野重行先生や岡山SP研究会の前田純子さんを招いてWSを開催されています

僕自身1年ぶりとなるこの会ですが、毎回元気な参加者の皆さんにエネルギーをもらえるこの会に久々に参加できるのを大変楽しみにしていました

まず、午前中はコミュニケーションに関するゲームということで、少し複雑な伝言ゲームを企画してくださいました

このゲームは3名が1グループとなって1人目が見た絵を「言葉のみ」と「言葉とジェスチャー」によって後のひとに伝えるというもので、出来上がった無惨な絵から日頃いかに自分勝手なイメージを相手に押し付けてコミュニケーションをとっていたかを気付かされました

そして午後は前田さんのレクチャー「感情の動きをとらえる」に続いて、このWSのメインともいえる医療面接のロールプレイを3名1グループで行いました

今回は前田さんがお話の中で「SPはこうするべきだではなく、それぞれの個性を活かしたSPになって欲しい」と仰られていたので、自分自身はもちろんお相手いただいた方々の個性もじっくり拝見させていただきましたが、この会のSPさんは本当に活き活きとロールプレイを楽しんでおられると改めて感じました

また、その後の中野先生のお話で今回のロールプレイのシナリオに込められた意図を教えていただき、SPの奥深さを学ぶとともに、締めの小話では日常のコミュニケーションでも活かせる非言語コミュミケーションの重要性を教えていただきました

最近患者さんと話すどころか型通りの医療面接をする機会すらめっきり減っていたので、今回は初心に立ち返る意味でもとても貴重な機会になりました

中野先生、前田さん、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
そして『響き合いネットワーク東京SPの会』の皆様、本日も素敵な会を提供していただきましてありがとうございましたm(u_u)m
p.s.以下に午前中の伝言ゲームで完成した天本画伯の才気溢れる絵を載せておきます

[場所] 西窪地域区民センター勤労福祉会館
[参加メンバー] 児玉、山口、天本
こだま