このセミナーは感染症コンサルタントの青木眞先生がプロデュースされており、青木先生と交流のある先生方がそれぞれ研修医とって必要な知識を伝授してくださるというものです

一昨年より何度も参加させて頂いているこのセミナーですが、昨年までは学生の参加は非公認であったため本ブログにも書いてきませんでした

しかし、今年から「座席に余裕がある場合」という条件付きですが、学生の参加が公認されたためはれて堂々と参加させていただいている訳です

そんな中、今回講師を務められたのは青木先生の沖縄県立中部病院時代の先輩でもあられる福井大学の寺沢秀一先生でした

研修医当直御法度―ピットフォールとエッセンシャルズ/寺沢 秀一

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寺沢先生は日本に北米型ERを定着させるため長年福井で孤軍奮闘のご活躍をしてこられ、現在同様の志を胸にご活躍されている若手ER医たちの先駆者です

そんなスゴい先生であられながら、レクチャーでは"綾小路きみまろ"や"島田紳介"を参考にされているという軽快な語り口に"痙攣"や"呼吸不全"といった症候のド迫力のモノマネを交えて面白くお話しくださいます

そして今回のテーマは「ER診療のパールズ」ということで、長年救急医療に従事されてきた寺沢先生ならではの視点から集められたパールの数々を惜しげも無く教えていただきました

また、随所に盛り込まれた雑談でも先生の北米型ERにかけられてきた思いがとても伝わり、特に若かりし留学時代のお話は目の前で聞かせていただいたこちらの胸まで熱くなるものでした

僕ら若い世代が夢を持って飛び出せる背景には必ず先人たちの計り知れない苦労が存在することを忘れないようこれからも精進していきたいと思います

寺沢先生、本日は貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] ベルサール神田
[参加メンバー] 児玉、松本、山口
こだま