クラリネット 「ド」の音は、ピアノの「ド」と同じだっけ?後編 | クラリネット初心者が3倍速で上手に吹ける「コツ」

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◆クラリネット 「ド」の音は、ピアノの「ド」と同じだっけ?後編

こんにちは!
りとれむ@クラリネット暦年です。

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「なぜ、ドイツ語音名で支持を出すのか?」

という疑問点と、

「クラリネットの「ド」の音は、ピアノの「ド」と同じか?」

というヒントを述べていましたが、
実際、吹いてみてどうでしたか?

そうです。

ピアノの「ド」と、クラリネットの「ド」って
同じ音ではないですよね。

ちなみに、クラリネットの「ド」音は
ピアノでいう「シ♭(ドイツ語音名:B(ベー)」と同じです。

このように、楽器の「ド」音とピアノの「ド」音が
同一でない楽器のことを「移調楽器」といいます。
移調楽器は、クラリネットだけでなく
アルトサックスやホルン、トランペットも含まれます。

(アルトサックスの「ド」音は、
ピアノでいう「ミ♭(ドイツ語音名:Es(エス)」
ホルンの「ド」音は、ピアノでいう「ファ(ドイツ語音名:F)」です)

オーケストラや吹奏楽は、
このような移調楽器が集まって
1つの音楽を創っています。

そのため、
「『ファ』の音がある人、出して」と指示が出た場合
クラリネットとホルンの楽譜にそれぞれ「ファ」音が書いてある場合
一緒に音を出すと、違う音が出てしまいますし
演奏者側も、記譜上の「ファ」なのか、実音の「ファ」なのか
混乱してしまうわけです。

同じような状況で、今度はドイツ語音名で
「F(エフ)の音がある人、出して」
と指示がでた場合、それぞれのパートの楽譜で
「記譜上に、実音Fがある奏者が該当する」
と、明確に認識ができます。

つまりクラリネットなら、記譜上の「ソ」音の人、
ホルンなら、記譜上の「ド」音の人が
実音「F」音に該当する奏者。というわけです。
当然、指揮者も求める音を指示しやすいわけです。

これが、楽器の面白いところですよね~♪

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