ギャップ | ゆっくりのんびり行こか

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神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

この連休の東京の様子。

🌸の下で宴会をしている人たちが何人か取材されていた。

「人がしていたら自分もしようと出てきた」
とか
「自粛と言われても、気にしない」
とか。

また、国や県が再三の自粛要請したにも関わらず、K-1が開催されたとか。

これに対して、昨夜のNHKコロナ特集で取材した押谷仁先生は、とても強い危機感を訴えていた。
押谷教授「今日本はギリギリの状態で、何とか持ちこたえている状態。ウイルス第2波の流行がきている。今までの対策では、乗り越えられない」

滝汗なんか、すごくギャップを感じてしまう。

押谷先生は、気持ちを押さえて話をされていたように見えたけど、その様子にしっかりと危機感一杯なのが伝わってきた。

先日の専門家会議の先生方の発表も、前回の会見より危機感が増したようで、私を含め一般人の感覚とのズレを感じた。なぜなら、学校は再開されるし、地域によってはイベントも可かなと思っていたから。


下手をすれば、日本もイタリアのようにオーバーシュートして、棺がずらっと並ぶような事態が起きてしまうのかな。夜間遺体をのせた軍用トラックが連なって走るイタリアの映像は、現実とはとても思えなかった。

話を聞けば、背筋が凍るよう。
患者が多くなりすぎると、全員は助けられないので、年齢で選別される
臨終に家族は立ち会えない
お葬式もできず、直接火葬へ
外国では遺骨が返ってこないケースも

感染して亡くなる人も、残された家族も辛すぎる。


欧米の様子を見ていて何度も出てくる言葉

これは戦争だ
第二次世界大戦後で一番の危機

どの国も「有事」と捉えているから、有名観光地に全く人影が消えているんですね。

日本は「自粛疲れ」を言い訳に、のんきに遊んでいていいのか?

今までみんなが頑張ってきたから、どうにかギリギリ押さえられているだけで、ここで手を緩めてしまったら・・・ガーン

実際にクルーズ船の患者の治療に当たられた医師はこう言っている。
来られた患者さんが みんな肺炎をおこし どんどん悪くなっていく

これはとんでもない感染症を診ているのではないか

・・・
私の場合は、母の介護があるからどうしても慎重にならざるを得ず、治療法が確立されるまでは、人が何と言おうと、おとなしくしておこうと思う。