アルミ工場 | ゆっくりのんびり行こか

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神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

総社から真備に向かう途中、偶然、先日の豪雨で水没して爆発したアルミ工場の横を通りました。

周りの家の窓や壁がなくなっていました。壊れていた家もあったと思います。

瞬間、福島原発事故のミニチュア版だと感じました。

誰も大雨ごときでこんなことになるなんて、思ってもいなかったことでしょう。

そして今日、テレビ番組の中でコメンテーターが「異常な気象が続いているので、原子力発電所もなくしていくよう考えていかないと」という内容の話をしていて、昨日の光景と相まって「その通り!!」と納得しました。「このコメンテーターは、自分が体験していなくても分かるとは、ちゃんと想像力があるな」と感心しました。

私なんか、実際に見てやっと事の重大さが分かりました。

異常気象で今まで体験したことのないような事態が、日本全国で次々と起きています。絶対安全なんて言えません。

原子力発電所の怖いところはすぐに止められないことと、いったん大変な事態になったら止められなくなることです。

政治家が目先だけの利益を見て政策をとると、将来大変なことが起きるかもしれません。原発事故直後、全ての原発を止めたけど、どうにかなったじゃないですか。

原発事故がまたどこかで起きると、狭い日本の中で住める所がだんだんとなくなってしまいますよ。

ただでさえ温暖化による海面上昇で、海岸沿いの平地が消えていくかもしれないと考えられているのに。

それは、国を滅ぼすということですよ。

どっちがいいか政治家は分かっているのかな~。

ドイツの政治家みたいに「危険」と気づいたら即止める決断力が、日本の政治家にも欲しいです。