避難が遅れた原因 | ゆっくりのんびり行こか

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神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

7月7日深夜の私のブログにある通り、うちは防災メールが来て二階に自宅避難しました。

その時に感じたのは、どうやったら欲しい情報が得られるのかということです。

テレビでは「逃げ遅れたのは、正常性バイアスか働いたからでは」と言っていました。「自分は大丈夫」、「今回は大丈夫」、「まだ大丈夫」と思ってしまって逃げ遅れの原因になるそうです。

確かにそういう人も多かったでしょう。

でも、私は避難する気満々だったけど、なかなか情報が得られなかったのです。夜中もずっと起きてテレビを見ていたのに。

「こんな状況なのに、おちゃらけ番組しとる場合じゃないじゃろ~」とその時の状況とのギャップを感じていました。

以前高潮の時、地元のケーブルTVが実況中継していたので期待して見てみましたが、普段通りの繰り返し放送でした。

だから、住民だけを責めるわけにはいかないと思います。


私が危機感をもったのは防災メールのお陰です。それで、2階へ避難したりTVやスマホで情報を集めたりできました。

でも、スマホを持たない高齢者の方は、寝ている夜中にどうやったら情報を得られたのでしょう?

雨の中、防災放送が聞こえなかったというなら、小さい村などでしているように、各家に受信機を置けば良いのでは。

あ、そうそう、緊急地震速報が鳴る防災ラジオを各家庭に置くというのはどうでしょう。そのラジオに情報を流せば、高齢者でも伝わりやすいのでは。音量は大きいし、必要なときに電源入りますよね。これなら、そんなに費用がかからずにできるはず。

自分が水没の可能性のある地域に住んでいる人は、やはり危機意識をもって何か対策をとらないといけないなと感じました。

でも、それは個人だけではできない事かもしれません。ぜひ地域全体で取り組んで欲しいと思います。