弥山本堂・霊火堂~御山神社 | ゆっくりのんびり行こか

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神社仏閣巡りが大好き。コロナが収まってきたので、慎重に再開しました。藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみを手放し、小さな幸せに感謝する日々。「今」を大切に生きたいです。

識子さんの本を予習し、「霊火堂では白湯を飲むぞ」と張り切っていました。予習していなかったら、お堂の隅に置かれた湯のみには気づかず、お釜のふたを開けるのを躊躇したことでしょう。


ゆっくり味わいながら飲みました。私の病気がこれ以上悪化しないよう願いながら。


若い二人の女子は飲まず、私の後のご夫妻は飲まれました。ここは恋人ハートの聖地なんですね~。何でかな。


弥山本堂の所は、わざわざ「御朱印」とは書かれていなかったのですが、本には御朱印が載っていたので「絶対あるはず」と思って探しました。霊火堂の隣の、お守りとかを売っている所で聞くと「できます」と言われて書いていただけました。今回は、高野山の奥の院で買った、木の表紙の御朱印帳を持っていきました。空海さんに縁の深い場所だからです。





そこから三鬼堂を回って頂上を目指します。


まだかな、まだかな~と思いながら歩くけど、なかなか着かない。


やっとこさくぐり岩に来て、巨岩の迫力にアゼン。「今、地震起こるなよ~。崩れたら大変」とビクビクしながら岩の横を通過。


そして、ついに山頂へクラッカー


「巨岩の裏がパワースポットだったよな」と思うも、どこも行けそうになくてウロウロ。でも、ちゃんと行っている人も何人もいて

私もそこに行きた~い!!

と思うものの、声は掛けれず。


しばらく行ったり来たりし、「ここで諦めては、せっかくここまで来たのに悔しい」と、思い切って狭い所を上がってみました。行けたから良かったけど、行けなかったら危なかったです。なにしろ歩き疲れていて、膝の弱い私は足が踏ん張れない心配がありました。道に戻るときは、転げ落ちそうで、おしりをつけて下りたくらいです。


きっと若い人ならひょいひょいっと行けるのでしょうね。


さて、パワースポットで私はどうだったのでしょう。


何も感じませんでした。(チーン…かお)


高所恐怖症にしてはまずまずで、美しい多島美を味わうこともできましたが、膝が悪いのでしゃがむこともできず立ったまま。わずか数分で退散しました。





そこから細い坂道を下りていき、ほんまに大丈夫かなと心配になるような道を進みました。


大日堂では小鳥が中に閉じ込められたのか、中からガラスに当たりました。逃がしてあげようとしたけど、戸が開かず、可哀想だけど断念。今日は開けてもらって逃げれていればいいな。


御山神社も「神が降臨した巨石の上に立つ」そうで、行ってみようと思ったけど、鳥居から行けども行けども神社は見えず。やっと着いたと思ったら、正面ではなく横から入ったようでした。あちゃ~。


だからか、道がとても細く、「ほんとにこの先にあるのか?」とか、「今何かあっても誰にも気づいてもらえないよ」とか心配しながら進みました。


神社では、ちょうど登山グループの数人が敷地内でシートを敷いて昼食を食べていました。一人で心細くなっていた私は、それだけでほっとしました。


神社正面に回ると登山用の道になってしまうので、また来た道を引き返し、弥山本堂に戻りました。


予想していた通り、弥山本堂からの帰り道は上り坂で、ゼーゼー言いながら歩きました。「これも修行」と自分に言い聞かせながら。。

その途中で何人もすれ違いました。「これから上に行くなら急がなきゃ」と心配しました。


弥山は外国人もとても多かったです。


私の弥山滞在時間は、ロープウェイを使ったにもかかわらず約3時間。けっこうかかりました。急ごうにも体が言うことをきかなかったということです。


ロープウェイを降りて、無料送迎バスのバス停に行くと、誰もいなくなっていて、後から来た人も歩いて下りていきました。が、私は少しでも歩く距離を減らそうと、15分ほどバスを待つことにしました。


次は大聖院です。