ゆっくり味わいながら飲みました。私の病気がこれ以上悪化しないよう願いながら。
若い二人の女子は飲まず、私の後のご夫妻は飲まれました。ここは恋人

弥山本堂の所は、わざわざ「御朱印」とは書かれていなかったのですが、本には御朱印が載っていたので「絶対あるはず」と思って探しました。霊火堂の隣の、お守りとかを売っている所で聞くと「できます」と言われて書いていただけました。今回は、高野山の奥の院で買った、木の表紙の御朱印帳を持っていきました。空海さんに縁の深い場所だからです。

そこから三鬼堂を回って頂上を目指します。
まだかな、まだかな~と思いながら歩くけど、なかなか着かない。
やっとこさくぐり岩に来て、巨岩の迫力にアゼン。「今、地震起こるなよ~。崩れたら大変」とビクビクしながら岩の横を通過。
そして、ついに山頂へ

「巨岩の裏がパワースポットだったよな」と思うも、どこも行けそうになくてウロウロ。でも、ちゃんと行っている人も何人もいて
私もそこに行きた~い

と思うものの、声は掛けれず。
しばらく行ったり来たりし、「ここで諦めては、せっかくここまで来たのに悔しい」と、思い切って狭い所を上がってみました。行けたから良かったけど、行けなかったら危なかったです。なにしろ歩き疲れていて、膝の弱い私は足が踏ん張れない心配がありました。道に戻るときは、転げ落ちそうで、おしりをつけて下りたくらいです。
きっと若い人ならひょいひょいっと行けるのでしょうね。
さて、パワースポットで私はどうだったのでしょう。
何も感じませんでした。(チーン…

高所恐怖症にしてはまずまずで、美しい多島美を味わうこともできましたが、膝が悪いのでしゃがむこともできず立ったまま。わずか数分で退散しました。
そこから細い坂道を下りていき、ほんまに大丈夫かなと心配になるような道を進みました。
大日堂では小鳥が中に閉じ込められたのか、中からガラスに当たりました。逃がしてあげようとしたけど、戸が開かず、可哀想だけど断念。今日は開けてもらって逃げれていればいいな。
御山神社も「神が降臨した巨石の上に立つ」そうで、行ってみようと思ったけど、鳥居から行けども行けども神社は見えず。やっと着いたと思ったら、正面ではなく横から入ったようでした。あちゃ~。
だからか、道がとても細く、「ほんとにこの先にあるのか

神社では、ちょうど登山グループの数人が敷地内でシートを敷いて昼食を食べていました。一人で心細くなっていた私は、それだけでほっとしました。
神社正面に回ると登山用の道になってしまうので、また来た道を引き返し、弥山本堂に戻りました。
予想していた通り、弥山本堂からの帰り道は上り坂で、ゼーゼー言いながら歩きました。「これも修行」と自分に言い聞かせながら。。
その途中で何人もすれ違いました。「これから上に行くなら急がなきゃ」と心配しました。
弥山は外国人もとても多かったです。
私の弥山滞在時間は、ロープウェイを使ったにもかかわらず約3時間。けっこうかかりました。急ごうにも体が言うことをきかなかったということです。
ロープウェイを降りて、無料送迎バスのバス停に行くと、誰もいなくなっていて、後から来た人も歩いて下りていきました。が、私は少しでも歩く距離を減らそうと、15分ほどバスを待つことにしました。
次は大聖院です。