(2020/06/11 記)

 

もう先日、梅雨入りとなってしまいました。今年は空梅雨ではなさそうです。

 

その直前の2020/06/07(日)は終日、雲一つない空に強い日射があったものの、

冷たく乾燥して爽やかな風と気温に、何度も大阪平野全景を愉しみました。

 

当日の予想最高気温28度に対して、夕方16時ごろの実測値23度、湿度41%は、

標高240mの高台にある自宅でも、この時期には滅多にない爽やかさでした。

 

霞や淀みがないので、普段見えない仔細までよく見渡せるのと、日の傾きが変わって

来てコントラストが変化すると、趣がまた違って来て、何度も撮影を繰り返しました。

 

そもそもは、昔見えていた通天閣がいつの間にか見えなくなって、先日の新コロナ禍

非常事態宣言からの「大阪モデル」プランでの離脱で、色の変わった通天閣を直接

見たいのに、いくら探しても見えないことに気づいた、というところから、それまでのように

漠然と遠景を愉しむのでなく、実際に何が見えているのかを知りたくなって、いろいろ

撮っては地図と照合したりしていました。

 

実名ホームページ時代には根元までしっかり見えていて、若い頃は朝の4時半くらいに

通天閣が消灯するのを見て、カップ焼きそば食べて急いで寝る(また7時くらいに起きて

会社に行く)とかしていたものでした。

 

 

2004年8月のPL花火大会が珍しく自宅から見えた時の画像です。

上画像を部分拡大した下右画像を階調調整したものが下左画像です。

 

 

この日はNEX-6+E55-210mmで撮影しました。通常はこのレンズは一番後で入手した

中古のNEX-5に装着していますが、ベランダで沢山の枚数を撮影するのに、シャッター

音が周囲に目立たず、レンズ収差の電子補正もあるNEX-6がより良く仕上がるだろうと

考えました。

 

次の画像は15枚くらいの画像をICEで自動つなぎ処理して、長辺16000pixelsくらいの

巨大なパノラマ画像に仕立てた後、3400pixels程度に縮小したものです。

前回、似た仕上がりで大きめの画像を記事に貼り付けたら、何度データを差し替えても

長辺800pixels以上の大きさにならなかった不可解を今回はあらかじめ配慮しました。

 

PCでは拡大は難しい(ローカル保存して別ビュアで拡大すれば可能でしょうか)

ですが、スマホだと拡大鑑賞できるのではないかと思います。

  

 

(公開後に確認しましたが、やっぱりダメみたいですね。どうしてしまったのでしょうか。) 

 

その一部です。視野右奥にあたります。遠くにPLの塔がくっきり見えていました。

あまりに遠いので、霞があるともう見えません。

 

 

あべのハルカスから梅田あたりまでです。

遠近法により扇状に視野が強く変形しているので、この画像の左右一杯に中之島

一体が広がり、梅田周辺も実感に近いビルの並び方をしていますが、なんばパークスは

あべのハルカスにまるで貼り付いています。

  

  

そのなんばパークスが建って、わが家から通天閣は見えなくなったのが真相のよう

でした。一時は自身の所属する会社があったなんばパークスですが、確かに自宅の

反対側の窓から、あべのハルカスの近くに通天閣が低く見えていたのを覚えています。

 

当時の画像です。通天閣がどこにあるか分かりますか?

2004年にはこの周囲の高層ビルが一切なかったのでしょう。

この窓の逆側に自宅はあります。

なんばパークスからあべのハルカスまではこれだけの距離があるのに、自宅からは

両者がくっついて見えるほど遠いのでした。

 

 

更に視野は東方向に。京橋あたりでしょうか。

 

  

さらに東方向。画像中央、高層ビルの列の隙間から大阪城が見えています。

 

  

伊丹空港です。

 

  

夕景などもコントラストが上がって美しかったですが、沢山並べても内容が発散(既にか)

しますので、夜景です。

同様にICEで15枚ほどをつなぎました。

(...こちらも拡大はダメのようです。残念ですが。)

 

  

同様にあべのハルカス周辺です。

 

  

梅田あたりまで。中央左を拡大すると観覧車が赤く光っています。

緊急事態宣言の時期には、そういう色彩やロフトなどのネオンが消えていて、

「大阪モデル」での終息宣言の夜にたちまち色彩が戻って来たのは感動的でした。

 

  

  

まだ数は少ないものの、久々に複数の旅客機が一列になって着陸するのを見ました。

緊急事態宣言中は国内便も大幅減便があり、そういうのも滅多に見られませんでした。

 

  

夕飯を終えて、最後にもう一度完全に背景が暗くなった夜景を撮って撤収しようとして

いたら、生駒山頂の背景が奇妙にぼんやり赤くなって来て、マニュアルフォーカスの

無限遠へのピント出しをしているうちに、それが巨大な月の出だと分かりました。

 

 

月に露出を合わせると夜景が地味になってしまいます。  

 

  

とても荘厳で、遠景や夜景を存分に堪能した最後に良いものを見ました。

 

  

機材を片付ける途中、独立して不在の息子の部屋から見た感じも、一層の風情が

ありました。よく考えたら、なかなかこんな贅沢な部屋、無いですよね。

普通は高額な飲食代とリザーブ料を払って短時間味わうような光景とも言えます。

ここに定住して30年以上ですが、改めてそのことに気付きました。

 

  

梅雨入りも近く、当面このような晴天もなかろうと思い、月の仰角が大きくなるのを

待って、この後、ETX-90一式も持ち出しました。

 

記事も長くなったので、ここで改めます。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

(2020/06/06 記)

 

先日の「Eclipse」に続き、1993年に制作したカセットマスタからのMP3版に代わり、

今年、YAMAHA SY77からSY99にデータ移植して、デジタルマスタ版を仕立てた

「Je Te Veux(あなたが欲しい)」「あなたと私」「愛の夢~心の砂漠に雨が降るなら」

の3曲が、BIG UP!および連携の世界各社音楽配信サイトで公開となりました。

 

〇「Je Te Veux(あなたが欲しい)(1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/ckwAbTAJl0

 

〇「あなたと私 (1979,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/37crPNt1PR

 

〇「愛の夢~心の砂漠に雨が降るなら(1980,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/1P14hrs0Ii

 

これらのURLだと音楽配信サイトにサブスク契約されている方は、ダイレクトに楽曲に

ジャンプいただけます。配信サイトによってはプレビュー機能があって、今は

一部分だけを聴かせる設定にはしておりません。が、できればサブスク契約下で

試聴またはダウンロードいただけると幸甚です。

 

サブスク契約のご利用がない方は、下記のBIG UP!内のURLにプレビュー機能

【青矢印ボタン】があります。こちらでサブスク契約のサイトに行きますと、また楽曲を

曲名で検索が必要となり不便でした。

 

〇「Je Te Veux(あなたが欲しい)(1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/musics/422015

 

〇「あなたと私 (1979,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/musics/422029

 

〇「愛の夢~心の砂漠に雨が降るなら(1980,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/musics/422030

 

カセットマスタ版のヒスノイズや、SY77の音程を伴った背景ノイズとヒスノイズがない

元来の音響でご鑑賞いただけるか、と思います。

 

先日の記事にならい、BIG UP!の前身、Muzieでのダウンロード管理画面の画像を

併せて掲載します。今、この手ごたえががあったならば....。

 

 

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SY77からSY99への移植が困難(移植は終わったものの、個々の音色内での微妙な

調整がまだまだ必要)な同時期のインストもの代表連作の残り3曲、

「杏の花舞う その雪色の花びら」「天国の門」「皆既月食の夜に」

については、SY77のまま極力ノイズを軽減したものを、登録申請中です。

 

 

それらが公開になったら、もう想い遺すことはあまり無くなった、という心境も

自身の中で否めませんが、これだけの機材を抱え込みながらも、それらの作業には

その一部分を使っているに過ぎません。

沢山の色彩をパレットで作り、厳選された色をキャンバスに置く絵画の贅沢にも似た

ところは無くはないものの、過去作品の化粧直しだけでなく、そろそろ前進しなくては

なりません。

 

想い遺すことはあまり無くなった、ではなく、過去作品の化粧直しは、あくまで人生の

終い支度に過ぎないと考えるべきで、所詮は余興であり、創作の本道ではないのでした。

 

 

(追記:同日)

更に余興の話になりますが、本日未明の半影月食は自宅の西側にそびえる山で

見えませんでした。

雲も多く、山による障害が無くても見えたかどうかは分かりませんでしたが。

朝からアクセスがいつもより多かったのは、そのためでしたら、悪しからずです。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 


 

(2020/05/30 記)

 

書いていた記事の前半にあたる内容です。

 

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https://ameblo.jp/enigmind/entry-12559756234.html

 

旧年末に思いがけず入手できたYAMAHA SY99で一気に作業が現実化した、

インスト代表作品のデジタルリマスタ版のうち、ようやく「Eclipse」1曲だけが

2020/05/22(金)に審査通過・世界の提携音楽配信サイトで公開となりました。

 

〇「Eclipse (1977,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/zp0yVbf5wu

 

(↑2020/06/05 追記: URLを変更しました。このURLだと音楽配信サイトにサブスク

契約されている方はダイレクトに楽曲にジャンプいただけます。配信サイトによっては

プレビュー機能があって、今は一部分だけを聴かせる設定にはしておりません。

サブスク契約のご利用がない方は、下記の旧来URLにプレビュー機能【青矢印ボタン】

があります。)

 

〇「Eclipse (1977,1993,2020) (SY99移植とデジタルリマスタ版)」

https://big-up.style/musics/421301

 

今回は登録後何週間も経過した後に「題名が長過ぎる」での却下問題もクリア

しました。なぜ登録入力時点で入力フィールドに文字長チェックをかけないのか

ほとほと呆れますが、今回の登録ではいろいろ試した上で、「バージョン表記」欄が

ラジオボタン選択で有効にできることを見つけ、そこに「SY99移植とデジタルリマスタ版」

の文字列を移動させることで、問題を回避しました。

(そのようなガイダンスもBIG UP!からはありませんでした。)

 

で、結局、公開された状態を見ると、作品名はバージョン表記もくっついて一纏めに

されているので、見た目は何の手戻りがあったのか分からない感じです。

(要するにBIG UP!で当初OKとして登録画面を作った仕様が、提携先の音楽配信

サイトの要件と合ってない、ということなのでしょう。)

 

BIG UP!の前身のMuzieの更に以前のMy-Melody.comから長年公開して来た旧版

(Muzie終了近くの時点で通算6394ダウンロード)は、1993年の完成時に、Dolby-B

ノイズリダクション回路も実装していない格安オールインワン・ステレオコンポの

カセットデッキ部分で作ったマスタテープから後年にMP3化したもので、カセットテープ

のヒスノイズと、SY77の仕様欠陥である音程(E4くらい?)を伴う背景ノイズと現在の

機器にはないヒスノイズがそのまま目立っています。

  

当時(Muzie終了より少し前)時点の画像で、6331ダウンロードが確認できます。

 

 

各社配信サイトに同名の作品を複数挙げているのは、きっと奇妙な印象だと考え

ましたので、SY99に移植して、デジタルリマスタリングしたものであることは、

差異として明記する必要があると考えました。

 

(上記のBIG UP!のURLページには末尾に旧版のリンクもあり、比較が可能なようです。

画面表示にランダマイズが無ければですが。)

 

「Eclipse」と同時に2月から登録・却下を繰り返している「Je Te Veux」「あなたと私」

「愛の夢~心の砂漠の雨が降るなら」は今回もまた却下でした。

 

 

今回は「音圧が低過ぎる(音量が小さすぎる)」との趣旨でした。

 

SY99の出力から最大ボリューム(ただし作品演出上、音源は最大音量での設定

にはしていません)で、ROLAND UM-1(AUDIO-USB)経由でPCに取り込んだもの

ですが、「Eclipse」と違って、ピアノソロ曲だったためか、確かに平均音圧が低いのは

若干気にかかっていました。PC上で正規化をかけて音圧を上げることも可能でしたが、

それでノイズ感が復活してしまうのも避けたかったのでした。

 

 

「夜の静かなピアノ曲」はダメなのか、と悪態をつき、若い頃なら一時の怒りで

退会もしたかもしれません。こういう時、第三者が制作に介在してくれていたら、

登録前に指摘を貰えたところかもしれませんが、一人では中立の判断が難しい

ものです。マスタリング程度の作業でも制作にはかなりの手間がかかりますし、その

達成感もあって、その直後に全否定する頭にはなかなか切り替わらないものです。

 

作品に口出しされるほどなら、もう共同作曲まで出来るような対等スキルの方を

希望しますが、そうでなければやはり口出しまではあるのは気が重いです。

きっと「あなたの注文に従ってカスタマイズをやる、などと言ってない」とか感じる

のでしょうし。何もしないが感想は言う、所謂「エグゼクティブ・プロデューサー」、

「監修」みたいな感じがベストでしょうか。プロでない私には現実的ではないですね...。

 

BIG UP!が一番作品がお金を生んでいるサイトでもあるのと、どのサイトでも

登録には毎回大小なりの手間がかかるのは変わりませんので、次善策を考えるしか

ありません。

 

なので、その3曲はSY99出力からKORG D16に一旦入れて、EQやエフェクトは

かけず、音圧だけを上げた状態を設定して、UM-1経由でPCに入れました。

    

  

 

それら3曲を2020/05/24(日)に再度、BIG UP!に審査登録しました。

まだ審査完了の一報はありません。

 

https://ameblo.jp/enigmind/entry-12595589945.html

 

SY77からSY99への完全移植にはまだかなりの工程がかかりそうだ、と先日考えて

いた同時期の代表作の残り、「杏の花舞う その雪色の花びら」「天国の門」「皆既

月食の夜に」は、今回の手戻り対応があったからこそ、それが後押し判断となって、

一旦、過去に完成しているSY77出力からD16に通して、これらには極力SY77の音程

ノイズが目立たないように、イコライザ処理してデジタルマスタ化することにしました。

 

(結果的に1.8KHzから作品の音響によっては1.2KHzあたりを、D16のパラメトリック

イコライザで大きくスポット減衰させることと、冒頭と末尾のフェードイン・フェードアウト

を強めに削ることで、どうにか目的を達成した、と考えます。)

 

  

その作業を2020/05/28(木)の業務終了後から深夜までに終えて、それら3曲も追加で

BIG UP!に審査登録しました。

 

さて、どうなるでしょうか...。

 

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この後、記事の後半が続いたのでした。

ご覧いただけるなら、どのような順番でも光栄です。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

(2020/05/30 記)

 

久々に書いた記事が、毎度ながら長過ぎたので、2分割しました。

これはその後半にあたる部分です。記事内容としては余談というか枝葉なので

それがブログ先頭に長く残り続けるよりは、メインの内容が先頭に残るように

したく、こちらを先に(数分ですが)公開するよう、公開予約日時を設定しました。

 

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次の記事に記した行き戻りを繰り返した経緯もあって、このところ、創作はやや

疲労困憊気味です。

好きでやっている作業ではなく、他に代替が効かないから自身でやっているだけ

なのか..。

 

この自粛要請期間にTVで度々流れていたゼスプリ・キウイフルーツの1分版CM

のフォークソングと人形アニメが妙に気持ちに刺さると思って、やがてそれは最後の

「好きなことなら長続きできるよ」のオチにあったことに気付きました。

「食い扶持にもならないことだし、強いられた義務でもないのだから、辛いことは

明日送りにしよう」と思いがちな自身を、その人形アニメに知らず知らず投影させて

いた、というのも多々あるのでしょう。

制作者の意図とはきっと違うと思うものの、見るたびに涙がウルウル来ます。

 

「長続き」も最初の「天国の門(1971)」作曲からもうそろそろ50年。

日は一向に当たらず。(正確には、4桁ダウンロード数が多くの曲にあった時代は

ダウンロード課金というものが無かった時代でした。)

好きなことだから続いて来たのか、そもそも好きなことなのか、これだけ長いと

自身でもう分からなくなっているのでした。

 

自粛期間が終わって、15秒の短縮版CMばかりとなってしまい、慌ててチャンネル録画

デッキから、1週間前に残っていたその1分CMをどうにか手元に残しました。

ネットには動画がまだありますが、いつ消えるかを他人任せにするのが落ち着かない

ので安心しました。

 

https://cmmonster.com/2020/music/zespri-kiwi-iwasaki-ai/

 

歌手の紹介がありますが、きちんと作曲者のクレジットも記載されていました。

私にはそのことが重要です。でも歌手の声も好印象です。

似非クラシックな米国流の声張り上げ歌唱を聴くならクラシックを聴く、というほど

嫌いな私なので、良い意味で「日本国内市場でないと歌手として通用しないと

言われそうな細い(が実は強い)声」は私の好みでもあります。

 

米国のフォスター由来(彼は音楽史上、奇妙な存在です。タイムマシンで100年

ほど先に出現したかのような)の正当のフォークソングには何も違和感はないものの、

それを形だけ間借りした国内のフォークソング調の曲が生理的にダメで、70年代

などには逃げ場が無かった(今も自社製品を売り出す筈のサントリーCMで

「あ〇みょん」が使い古しのメロデイラインで延々歌い商品名は最後に手早く5秒

以内のナレーションとかには、どっちを売りたいのか、「怪奇大作戦」みたいに

「タイアップ大作戦」なのか!とか、恐らくは「この名曲を聴け」とばかりに推しまくる

1970年代の成れの果て業界大御所に対して悪態をつく)私ですが、これには

ヤラれました。

 

Queenの「'39」以来かもしれません。フォーク調の楽曲で感涙した、というのは。

 

(この曲の山本安見訳詞集の訳詞はとんでもないものです。曲調から「海賊の

冒険と、続く日々の悲哀」みたいな妄想レベルの勝手な「作詞」をでっち上げ、

現状、他の訳詞集もそのコピペばかりですが、本当は「銀河に旅立ち帰還した

飛行士が、とっくに世を去った曾孫たちの残した手紙を砂の中に見出す」という

もので、「'39」は当時から見た未来の「旅立った2039年」であり、「帰還したXX39年」

も指した、宇宙物理学博士でもあるブライアン・メイならではの世界なのでした。

「ウラシマ効果の上でのペーソス」と言いますか。「高尚な戯れ歌」なのです。

「the milky sea(天の川=銀河)」を「乳白色の海原」って誤(直)訳、心底バカか!って...。

「1970年代の軽音楽大御所」の次元の程度には当時も今も辟易します。)

 

えっと、もとい...旧作のリマスタリングは当面、これで一旦打ち止めとします。

生前録である本ブログ同様に、やるべきことではありましたが、予期しない複数回の

手戻りに何だか疲れました。

SY99でのSY77版に即した音色再現は細々続けますが、次に進みましょうか...。

 

鍵盤数が最も多いSY99にMicroFreekをMIDIでつなぎました。

音色づくりには本体のプリント基板レベルのセンサー鍵盤でも充分ですが、

フレーズに即した音色の細やかな調整には、やはりしっかりした鍵盤が必要です。

 

 

もう今年は5月も終わりです。

予想外に、6月以降も所属会社は在宅勤務が基本、やむない場合の出社には所属部署

の本部長宛に事前申請が必要、というこれまでの自粛期間運用が続行となりました。

親会社がそのような決定をしたのを、ニュースでもやってました。

ワクチンも特効薬も存在しない未知のウイルス禍に対して、極力当事者(加害者にも

被害者にも)にならないという判断は、おいそれと他社に真似できるものではない、と

考え、誇りにも感じます。IT部門の筆頭関連会社である自社も当然、それに準じます。

 

持病を配慮して早めに在宅勤務に移行させて貰った私は、既に実質満3か月、在宅

勤務です。9月ごろまで続くようですので、この生活が合計で5か月か半年も続くことに

なります。

 

当初は週3日勤務から4月の新待遇制度で週5日勤務に戻ったリハビリに、良い経過

期間になるか、と楽観していましたが、さすがにおよそ半年経過後の通常勤務復帰

には通勤が大変そうです。

 

業務量も質も現時点で通勤時と変わりません。ただ現在の職務とそれ以外の時間の

バランスをとるには、片道1時間余の通勤がとても重荷になりそうかと感じます。

今は不眠もかなり重症で、6時前に目が覚めてしまうものの、6時半には業務開始

して早く終了することができますが、出社勤務に戻れば、5時45分起床で準備開始

しても、8時業務開始がギリギリでしたし...。 

 

まあ、楽しく乗り切りましょう。2018年秋、4年に至る意義もない理不尽な関東単身赴任

生活のあげく、アポなし肩叩きに心が折れていたら、会社の再就職斡旋プログラムで、

駐車場の臨時整理員か、夜間警備員になっていた未来(=現在)もあった筈でした。

 

https://k201505fc2.blog.fc2.com/blog-entry-91.html

 

https://k201505fc2.blog.fc2.com/blog-entry-88.html

 

贅沢は出来ませんが、食って行けているのです。

しかも予想外に制度改善もあって、周囲を支える甲斐性も維持出来ているのでした。

「前年度比較で非正規労働97万人減少、休業者420万人」とニュースでは言います。

過去にも何度か体験していますが、この人生の分岐点の落差は大き過ぎます。

 

創作に半世紀(既に年月だけは関東で言うなら「老舗」)、日が当たらずともそれが

どうした、充分ラッキーじゃないか、と思い直すべきなのでした。

「好きなことなら長続きできる」そう思って行くしかありません。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2020/05/10 記)

 

先の記事では触れずに終わりましたが、何のために時間を惜しむのか、といえば、

人生の残時間で案分できる作曲創作に充てられる時間です。

 

さらっと思うままに楽器を弾いて、息詰まったところは、どこかで聴いたようなネタ素材

で曲を丸めて作り、自身も誤魔化される錯覚が自身に通るなら、何の苦労もありません。

(僅かの反例を除き、特に国内軽音楽はそんな次元のものと認識しています。)

 

近現代音楽のイカサマでない部分を聴き分けて半世紀近いリスナーとしての自身が

満足できるレベルに、まともに楽器が弾けないまま、頭に宿る楽曲を形にする、

その両立は、音楽に普段関わる人からも、関わらない人からも等しく理解が難しい

領域ではないかと感じます。

 

寝室も兼用する6畳一間の自室に山積みの楽器群は、例えが妥当かどうかは

分からないものの(ご批判は先にご容赦)、脚を失ったランナーが夢見る理想の義足

であり、腕を失ったボクサーの理想の義手です。「もし自身が即興演奏で頭にある

自身の音楽を表現できたなら、細部までこうあるべき」を実現するための「松葉杖」

なのでした。

 

MicroFreek は一旦、PC用のホルダー台にカメラ三脚穴が付いているものを以前、

買っていたものに、三脚をつけて設置することで、少しでも部屋の行き来を

スムーズにしていましたが、暖かくなり電気ストーブを片付けたこともあって、

少し行き来の空間に余裕が出たので、再びテーブルに設置し直しました。

連休明けに在宅勤務が復活すると、そのテーブルが必要になるでしょうし。

 

 

  

  

背景のキーボード群が4段になってしまいました。それについてはもう少し後で

記します。

 

この連休中は、まず題名の文字数が長いと審査中に難癖がついた(なぜ登録時に

文字数上限で入力エラーにしないかっ)「Eclipse」「Je Te Veux」「愛の夢~心の砂漠

に雨が降るなら」「あなたと私」のSY99移植+デジタルリマスタリング版を、再度、

BIGUP!に登録しました。

 

既に国内多数や世界の音楽サイトに公開済の旧版(カセットマスタ版)との区別が

必要なので、今回は「SY99移植+デジタルリマスタリング版」の表記を付加したところ、

NGを食らったのでしたが、今回はバージョン表記の欄にそれを記してみました。

連休中は業務が止まっているらしく、審査通過ができても、公開は5月末になる

ようですが、どうなるでしょうか。

 

その「SY99移植+デジタルリマスタリング版」が簡単に進まなかった同時期制作の

「天国の門」「杏の花舞う その雪色の花びら」「皆既月食の夜」については、その

原因究明が必要で、窓用エアコンの奥に縦置きしていた SY77 を無理繰り復活

させました。

 

で、キーボード群4段化に膨れ上がった件の話です。  

キーボードラックを新しい強固な2段と従来のX脚1段で構成していましたが、以前と

同様、そのX脚に付けていた別メーカの延長アームを再び取り出して来て、2段化し、

それを強固2段の邪魔にならないよう限界まで下げて設置し、全4段構成にしました。

 

 

SY77も総鋼板仕上げの筐体なので重量があり、窓用エアコンの後ろから簡単に

ピックアップできず、今回、意を決して全キーボードを一旦、ラックから外して、

できた隙間からSY77を引きずり出し、併せて懸案だったKARMAとMOXF6の上下順も

入れ替えました。KARMAでのビートとアレンジの組合せ検討などラフ段階の作業は

立ってでも可能ですが、やはり音階と音長データの緻密なニュアンス出しのステップ

録音は座っての作業集中が必要です。

  

このブログを書き、D16とつないでマスタリングにも使っていたメインPCを置くラック

もガラステーブル下に収納するしかありませんで、今まではラック中段に置いていた

JS-5の台に転じ、PCは部屋の別位置に退避しました。(配線のやり直しだけで、

一夜をまたぐ作業となりました。)  

 

背後に収納ベッドがあるので、椅子がもう動きません。ダンパーペダルも前方に置けず、

脇に置き脚を曲げて踏むしかありませんが、元々リアルタイム演奏で録音を進める

作業は私の場合無いので、致命的ではありません。足は吊りそうですが...。

窓の換気などで部屋の端に行く時に、本当に足の踏み場がないのは困っています。

 

 

SY77自体を触る時には、椅子は邪魔で、何とか前後させ持ち上げ撤去した後に

正座も胡坐も試しましたがダメでしたので、立膝で片側だけ膝を入れての作業と

なります。それはやや誤算でしたが、定義を調べたり音色やエフェクト設定の差異を

見るだけに SY77 は使うので、ここは我慢です。

(以前の縦置きではMIDI結線しても結局、そのレベルの作業もできませんでした。)  

 

こうして、SY77での楽曲の設定(SY77内部で作ったINTERNALメモリ中の64音色と

楽曲ごとにそれらやプリセット音色を16のシーケンストラックにどう割り当てるかの

「MULTI」設定)を逐一、SY99での再現状態と比較して行き、原因を探って行きました。

 

 

事前に予想した原因は、SE、SFX系の音響が SY99 より遥かに秀逸だった SY77 の

プリセット2系統全128音色の中の音定義を、直接「MULTI」設定で参照していたのか、

ということでした。

 

SY77 より後継機 SY99 のほうが音色波形のメモリテーブルは大きいです。ですが、

SY77 のテーブルと共通の部分はそのまま SY99 に温存されていることを

「Eclipse」の移植の際に確認できた筈でした。

(なので、オリジナルで作ったベーゼンドルファピアノ音色と分厚いストリングスは

無調整で再現できたのでした。)

 

https://ameblo.jp/enigmind/entry-12561243995.html

 

しかし SY99 はその共通テーブル部分以外の拡張部には当然、SY77 にない音色を

持つこと、かつ、それらも含めて生かしたのであろうプリセットの128音色は、ほぼ SY77

とは違ったものになっています。

 

これが実はとてもがっかりな内容でした。年末のシステム復旧で失敗した訳では

ありません。前世紀末に職務でマルチメディア事業の試行を担当した際に、SY77

後発機で鍵盤なし機種のTG77を会社備品で導入させたことがありましたが、

手持ちのSY77と音色互換がなく、そのチープな出音に落胆したのを覚えています。

 

SY99のプリセット音も音色名を含めて同次元のものがほとんどで、「ヤマハの

エレクトーンお姉さんがエレクトーンの上に置いて飛び道具で使うのに向いた

表層的解釈のリード音やパッド音ばかり」の印象です。(CCBだっけが、昔の

ヤマハポプコンの。あんな感じのリード音。AWM2+AFM音源が泣きます。) 

つまり「音が出た!」と昨年末のシステム復元時には喜んだものの、その音は

SY77から移植できたINTERNAL音色64だけが、使える音色だったという訳でした。

最新機材に匹敵のローノイズと、76鍵での運指練習と和声調査だけでも大いに

存在意義は今もあるのでしたが。

 

そうやって、SY77に保存楽曲のFDデータを読ませ(汎用の#260ゴムベルトを何度か

ましなものに交換してエラーのリカバリをしながら)、楽曲ごとの「MULTI」設定を編集

モードで確認したところ、やはり「Harp」がSY77プリセット音色のまま、編集調整して

INTERNALメモリに落とすことなく、直接「MULTI」で参照していたことが分かりました。

 

SY77 のプリセット音色の出来が素晴らしかったのが裏目に出て、加工が必要

なかったために、そのような禍根を残したのでしょう。

そこで一旦、SY77内でプリセット音色バンクから、INTERNAL音色バンクの何かの音を

潰してコピー保存し、それを各楽曲の「MULTI」設定で参照させ直しました。

  

 

そうして「ALL DATA」形式と「Synthesizer ALL」形式でFDに保存した3曲のデータを

SY99に持って行き、「ALL DATA」で保存した中に含まれる(直接の読み込みは

わざと互換エラーで蹴られる)「Song & PTN」形式でシーケンスデータをロード、

「ALL DATA」または「Synthesizer ALL」形式で保存した中から抽出される「1Multi」

形式で、修正済の「MULTI」データをロードして来ました。

最後にロードしたシーケンサーデータにその「MULTI」設定をセットして、スタート

させれば良い筈です。

 

しかしダメでした...。

確かに「Harp」パートは復活しましたが、他に異様な音響が残りました。

 

改めて SY77 と SY99 で「MULTI」定義を比較しました。

何故か「1Multi」モードで定義修正した「MULTI」定義を読み込んでいる筈(だから

「Harp」が復元した)なのに、定義の中の音色名称が SY99 独自音色名のままに

なっているものをいくつか見つけました。(画像を残せませんでしたが、上の「天国の

門」の「MULTI」設定画像では「01:Clar-lead」「08:SESERAGI」「09:Rassillion04」

「12:Cadenza」の部分が、SY99内蔵の音色名のままでした。)

 

内蔵の波形音色テーブル内容が違うために、内部参照アドレスや音色番号が同じ

でもテーブルの別の内容を参照に行くのだとしたら、ここで一旦はお手上げです。

近い音色を SY99 のINTERNALメモリ内で作るところからの揺り戻しが不可避です。

 

ダメもとで、それぞれの曲データのFD中、「ALL DATA」形式で保存したものに

含まれる「1Voice」モードで、FD保存した SY77 のINTERNALメモリ中の1音色を

呼び出す機能を使って、以前、SY77から移植したSY99のINTERNALメモリ内容中の

当面使わない音色を潰して(他の楽曲バックアップから戻せます)、そこにロードして、

それを改めて SY99 内で「MULTI」定義から参照するよう修正しましたら解決しました。

 

FDに入っている音色定義は波形自体は含まれず、そのハードウエアのメモリのどこを

参照してどう加工しろ、という文字列だけであることを考えれば、「02:Harp」の場合の

差異は全く理解できないものの、そうしてとにかく3曲分の異様な音色は全て撲滅と

なりました。

 

しかし SY99 になって、3系統に増えたエフェクトが過剰に効くのか、1つの音色内の 

AWM2 と AFM 音源レイヤーのブレンドに微妙な差異があるのか、「天国の門」冒頭と

最後の「潺と鳥の声」(1音色定義で鍵盤の領域スプリットによる2音色に仕立ててます)

や、「杏の花舞う その雪色の花びら」の複数の SFX 音に若干のニュアンス差が残り、

「Eclipse」や他のピアノソロ曲のようには、現時点では完全復元には至りませんでした。

 

ここで長い今年の五月連休が終わりました。

作業のゴールには至らなかったものの、前進があった手応えと充実感はありました。

 

以降はそれらの音色を SY99 内で微調整して、SY77 と同等になるよう再現する

追い込みをするのか、それを断念して、SY77 で再生しつつ、D16 のパラメトリック

イコライザを通して SY77 特有の音程を伴った背景ノイズを目立たなくすることで

妥協するのか、より良い結果が出る側で、デジタルリマスタリングを進めます。

 

SY99 を昨年末に棚ぼた的に導入していなかったら、D16でのイコライザ加工案

だけでは、なかなか具体作業に踏み込むことが無かった、1993年に制作が集中した

一連の代表作のデジタルリマスタリング作業ですので、ここは一気に残りの3作品も

仕上げまで進めます。

 

そうして、他にも若干の作品を SY77 から SY99 に移植できれば、再び SY77 は

元の半収納モードに戻せるかな、と考えていました。

 

が、やっぱり予想外に SY77 のキータッチと出音が良過ぎました。

作品として調整したものは SY99 でもほぼ同じ音響に至れますし、残りの作品も

どうにかそれに向かえると考えますが、触って出て来る自作のピアノ音や他の音の

出音が違うのでした。エフェクト系統数や調整ポイントの差だけかもしれません。

しかし一旦それらを今回聴いてしまったので、SY77 をなかなか元の位置に

戻して、部屋としての体裁を復活させるのが難しくなりました。

 

ゴミや不要物などは一切床にありません。が、足の踏み場もなく、ちょっとした

行き来も困難な状態なのは事実です。

そんな狭い6畳の空間で、寝起き、在宅勤務とともに創作で閉じこもり続けて

大丈夫なのか、世間は連休で自宅に居るだけで、親が子供に八つ当たりしたり、

隣人殺人や兄弟喧嘩殺人までやってるが....とちょっと息が詰まります。

(リビングを含む他の3部屋は全て自室より広いですが、全部家内の領地です^^;)

 

まあたまに大阪平野と空をベランダから眺め、月や惑星を眺めたり撮影したりしながら

息抜きして行きますか.....(^^;)。

 

そのうちに、MicroFreek を含めた今後の新展開に活路は出て来るでしょう。

その恐ろしいほどの凝縮ポテンシャルには、当面慣れるまで充分使いこなしが

必要です。しかしもう本当に「理想の松葉杖」は過剰なまでに揃いました。

 

今、問われるのは、私自身のポテンシャルの証明です。何の不足を理由にする

こともできなくなりました(^^)。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。