(2021/02/24 記)

 

新しい制作に入っています。

しかし「二歩進んで三歩下がる~♪」状態です(下がっとる)。

 

新しく着想した楽曲ではなく、自身の軽音楽創作黎明期である1980 年代初期に

歌ものとして作った版のある楽曲で、結局、載せたかった歌詞が旋律に収まら

なかったものと、その後、別時代、やはり1980 年代終盤ごろに着想した短い

繰り返し素材が、どうやら1つの楽曲として馴染みそうだと最近気づいたので、

形にしてみようかと思い立ったのでした。

 

新しい楽曲の霊感は2018 年09 月の「曙光(かぎろひ)~ kagiroi」 を最後に

来ないようです。苦吟したり作曲法をこねくり回して曲を仕立てても、自身が

満足できないので、授かるのを待つしかありません。

 

 

ただ、その仕掛中の素材は、私の中では軽音楽作曲の黎明期ごろから繰り返し

頭の中で鳴っては消えていたものでもあるので、自身には新鮮味がありません。

また昇華できなかった歌詞のイメージをあっさり捨てて、器楽曲に転ずることへの

迷い(具体的には平板な印象にならず旋律をどう提示するかの問題)もあり、

少なくともその作業を愉しんで続ける感じにはなりません。

 

今は仮にSY77 で昔作ったSFX 系の音を第一主題の旋律に用いるために

MOXF6 で打ち込みをしながら、音はその音を移植したSY99 で音出しして

確認しながら作業を進めていますが、第二主題以降の扱いは頭の中にまだ

しっかりとした構成もありません。あるのは1980 年代から繰り返し出没する旋律

だけです。

 

  

集中が切れると、またMINIBRUTE2 とRACKBRUTE 3U をいじってみたりしています。


先の記事で、

 

> それぞれにはLFOによる変調をかけていますが、MINIBRUTE2 のGATE 

> などで打鍵冒頭から時間遷移で変調させるなども可能です。

> ゲート・ディレイもここでは使えそうです。

> 追加してまでADSR が複数必要なのは、「VCA にADSR がついてない」とか

> の浅い次元ではなく、むしろそういう局面ではないかと思うのでした。

 

と記していたこともあり、「モジュール172」のゲート・ディレイについて、漠然とした

先の記事での解釈の通りに稼働するものか、実践で確認してみました。

 

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まず、VCO1のパッチベイから三角波出力を取り出し、「モジュール172」のフェイザー

の入力に入れます。(赤パッチ線)

次にフェイザーの出力から真下にあるオーディオ・ディレイの入力につなぎます。

(上側の白短パッチ線)

そしてオーディオ・ディレイの出力から、MINIBRUTE2 のExt入力に戻します。

(青パッチ線)

 

と、ここまでは先の記事でのフェイザーとオーディオ・ディレイのON/スルー

状態比較での音出しと変わりません。

 

  

打鍵してから一定時間経過後に、その音出しに強い変調がかかる状態を

「モジュール172」のゲート・ディレイで作ってみようとしています。

 

それには次に、MINIBRUTE2 のパッチベイ中、MIDI のGATE 出力を

「モジュール172」のゲート・ディレイの入力につなぎます。(黄パッチ線)

この配線中を打鍵と同時にゲート信号が流れます。

 

ゲート・ディレイでの遅延設定(どれだけ遅延させて、その後その開いた

ゲートがいつ閉じるか)に沿って、タイミングが後ろにずれたゲート信号が

その出力から出て、「モジュール150」のLFO のFREQ CV IN に入れます。

(下側の白短パッチ配線。TRIGGER にも入れてみましたが、FREQ CV IN 

が正解でした。)

 

最後にそのLFOから逆位相の出力を取り出し「モジュール172」のフェイザーの

CV IN に入れます。(橙パッチ配線)

内部配線での「モジュール172」内のLFOによる変調はこの結線でキャンセル

され、「モジュール150」のLFO(遅延して来たゲートによる作動)でフェイザーは

変調を開始・終了します。

 

  

(パッチベイ上の白短パッチ線2本は、本話題とは関係ありませんでした。

MINIBRUTE2 のVCF には昔使っていたRoland SH-1 のような、音程が上がるに

つれてフィルタが開く、キーボードフォロワのダイアルがないので、それをパッチベイ

のMIDI のところにあるKBD 出力とFILTER のFM をつなぐ途中で、その度合を

微調整できるようにATTENUATORS の1つを経由して、ダイアル調整ができるように

していたのを、そのままにしていました。SH-1 でも出来なかった、音程が上がるに

つれてフィルタが閉じる~あまり音楽的には使う場面はないものの~のには、

さらに途中でパッチベイ上のINVERTER を経由すればよいのだと思います。)

  

 

これで、打鍵と同時に先の記事同様に、VCO1 からの波形+オーディオ・ディレイ

(コーラス)のかかった音がまず得られ、打鍵から少し遅れた設定のタイミングで、

その音にLFOによる強いフェイザーによるビブラートが設定時間幅だけかかって

自動でまた元に戻る、というちょっと凝った芸当が実現しました。

 

RACKBRUTE 3U に別系統のVCOや波形出力モジュールを追加実装せずとも、

現状の構成内で、LFO自身の効きを遅らせる調整(LFO のDELAYオプション)とは

違った、0か1かソリッドなLFO の効果オンオフを差し込む使い方で、ゲート・ディレイ

を漠然とした予想・理解通りに稼働することができました。

 

そのあたりを動画にしています。

打鍵と発音開始の後、ゲート・ディレイのランプが点灯している間だけ

強いLFO変調がかかっているのが分かります。

打鍵は2回。毎回その途中で一定時間だけ強い変調がかかります。

 

                                 

 
0か1かのソリッドな動きにしたのは、効果が分かりやすいためで、なだらかに
効果をON/OFFしたいなら、橙パッチ線の途中で、MINIBRUTE2 のADSR を
経由するのが良さそうです。変調速度も変えられるでしょう。
上述配線では特にADSR を経由していないので、ADSR はその変調用途に
独立したモジュールとして扱えます。
 
旋律の起承転結の美しさを第一義に置く私の楽曲制作に、こんなギミックが
どう関わるのかは、私自身分かりません。が、表現したい領域が拡張して
技術的にそれに追いつくことができることを事前に確認しておく作業は
血液型AAの私には、とても馴染むアプローチだと感じます。
実際に試してみて、理解と意図通りに動作が確認できることには、心地よさ
と満足を得ることができます。
 
大型アナログシンセ黎明期に、「シンセサイザというものは、音楽創作の
未知領域を開拓する雰囲気以上に、男が特有に持つ、航空機のコックピット
にも熱く注がれるマニュピレート本能(あちこち触り倒すということでしょう)と
その達成感に似た征服欲を充足させるところにも、禁断の誘引力が
あるのか」との評論を見た記憶があります。当時は中学生で、そのような
機材は夢のまた夢でした。(機材に対してだけでなく、そのような本能を堪能
する生理的な機会も含め、中学生だったがゆえに全てが夢のまた夢だった
のは言わずもがなです。)
 
まさにその次元を愉しめる規模の機材を得た、ということなのでしょう。
MINIBRUTE2 単体や同じクラスの小型シンセだけでは味わえませんし、
操作が筐体内部に秘匿されている(アルゴリズムの理解と直感による試行錯誤
で設定編集するしかない)デジタルシンセとは、その趣が全く異なるのでした。
 
MINIBRUTE2 は1年前に私が「梱包箱の一部破損品」(実際はどこが劣化して
いたか分からなかった)とのことで、安価で入手した価格より、現在はもっと安価に
なっています。きっと店頭や仕様緒元比較で見劣りするのでしょう。
手軽に膨大な音色が飛び出して来て、また設定保存も一発OKの同価格帯の
製品に比べると、貧弱で地味に見えるのかもしれません。
しかし逆にいえば、「今、お買い得」とも言えますね(^^)。
 
---
 
一方、従来から設定している「長時間飽きずに弾いて居られるリード音」に、
常時、「モジュール150」のリングモジュレータによる変調を混ぜても悪くないと
気づきました。
金属調の音色が音程感を崩す感じはあまりありません。倍音は複雑になって
おり音に深みが出ています。木管・金管楽器の筐体における金属素材の
作用に似ているのかもしれません。
 
結線は先の記事と同様、MINIBRUTE2 のパッチベイから、VCO1、2 の矩形波
を「モジュール150」のリングモジュレータの入力X、Y に入れ(それぞれ白パッチ
線)、リングモジュレータ出力を「モジュール172」のオーディオ・ディレイの
入力につなぎ(青パッチ線)、最後にその出力をMINIBRUTE2 のパッチベイ中
のExt に戻します。(黄パッチ線)
 
 
音程感を崩す筈のリングモジュレータによる変調音がフェーダー上では最も大きな
バランスで、VCO1 のフェーダーは矩形波ではなく、三角波が半分少し上がって
います。三角波を選んだのは、メタライザ(波形折り畳み)で音色に色合いをつけて
みたかったからでした。
    
  
MINIBRUTE2 のVCO1 は特定波形だけを選ぶ必要なく、鋸歯波、矩形波、三角波
を同時に得られますが、それぞれの特色を活かしたい場合は、全部を出力させる
より、ある程度の絞り込みがあるほうが良い感じのようです。
パルス・ウィドスやパルス・ウィドス・モジュレーションによる変調は矩形波にのみ
有効で、同様にメタライザは三角波に有効など、変調をかける対象が原理上、
それぞれに決まっているからです。
 
VCO2 はリングモジュレーションに適するようにセレクタで矩形波を選んだまま
(それが通常のアナログシンセのVCO の仕様です)なので、それをフェーダーで
8割ほどブレンドしています。
 
少しGlid (ポルタメント)をかけて音出ししてみました。
右手がスマホの手持ち撮影をしているため、打鍵もおぼつかないので試奏と
言えるほどのものではありませんが。
 
                                
 
もう充分、必要な追加処理は実装できていると思う反面、折角のRACKBRUTE
3U にはまだ空きのほうが多いです。
ただ他に沢山のシンセサイザがMIDI 同期可能状態でスタンバイしてあります
から、追加VCO 群やデジタル音源モジュールなど新たに別系統のシンセサイザ
をそこに搭載する希望はありません。
あくまでMINIBRUTE2 に内蔵する2つのVCO を音源として、それを加工する
範囲で機能拡張を閉じたいのでした。
なので、追加するなら「モジュール172」のようなエフェクト系や「モジュール150」
のような、単機能の割り込み処理系モジュールしか候補に挙がりません。
 
しかし、先の記事にも記した通り、エフェクト系に関しては、
 

> まあそれはD16に内蔵されている多種のエフェクトを録音時に使ったほうが

> 賢いでしょう。(追加\0でもあります)

 

という側面も否めません。

 

実際にMINIBRUTE2 +RACKBRUTE 3U の出力をKORG D16 に入れて、

入力信号に割り込める膨大な種類の内部デジタルエフェクタを次々かけて

みると、「モジュール172」のフェイザーやオーディオ・ディレイは全く不要だった

と今更気づかされます。

もっと深く効果的にフェイザー、コーラス、マルチタップエコーがかけられて、

更にその入力トラックを含めた全体音場としても、各種ホールサイズの

リバーブなども選べます。

それらを今までもとことん使い倒して来た筈でしたが、創作に7か月のブランク

があって、つい忘れてしまっていたため(大丈夫か)の勇み足だったと言えました。

 

結果的に「モジュール172」の中で、D16のエフェクタ群に出来ない処理は、

当初使い道が分からなかった上述のゲート・ディレイだけだった、という感じです。

 

それにはちょっと落胆しました。D16のエフェクタ群の設定操作には

マニュピレート本能は満たされませんが、何もRACKBRUTE 3U の上で

音響設計を自己完結する必要はなかったのでした。

まあ1機能あたり2500円程度だったので、落ち込まず積極活用します。

 

そういうこともあって、次に検討していたロシア製のエコー(ディレイ)と

ディストーションのセットになったモジュールを導入するのを思い留まりました。

 

新品では36000円くらいするもの(しかも今は納期未定)が、ヤフオクで中古品

(=即納)が22000円で出ていたので、D16 のエフェクタ群を試す機会を後回しに

していたら、勢いで買っていたと思います。

 

  

ただディストーションに関しては、D16 のエフェクタ群の中にはオーバードライブ系の

ものが若干あるだけで、意図している音楽的な歪み方をするものがありません。

(コンプレスする詰まった歪みでなく、ジャーッと柔らかく歪むファズ感が出せません。)

 

そのため締め切り日時の最後まで悩みましたが、どうやらその締め切り直前に

どなたかが落札されたようでした。入札無し期限切れで再出品されれば、その間に

考え直すかな、とか思っていたのが、この新コロナ禍で海外手配が難しい時期だけに

マイナーの極致と思っていたこの分野には予想外の人気があるようです。

 

意図するニュアンスの歪み方が得られないから、といって、途端に創作が

ストップする訳でもありませんし、そもそもその音響が必要な楽曲が自身の中に

あるのかどうかも分かりません。

minilogue XD やMOXF6 の中に近い音響がポリフォニックで得られる可能性も

あります。書いていて気づいたのですが、それは前者の得意な音響でもあります。

(1人での創作では、指摘を受けることがないので、記事の文章化の段階で

気づくこともかなりあります。得られる自由度よりも大きな弊害と言えます。)

 

「もし必要になった時にその音響が再現できないのが困るので先に準備して

おく」という血液型AA ならではの、用意周到な仕込み作業もほどほどにしないと、

何をやっているか分かりません。シンセサイザ・マニュピレータ・スタッフではない

のですから。

 

RACKBRUTE 3U はこのままブランクプレートで空きを塞いでしまいましょう。

いくら資金と人生の残時間があったとしても足りません(^^;)。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2021/02/18 記)

 

先の記事で、

 

> MINIBRUTE2 のユーザ評の中には「VCAにかかるエンベロープジェネレータが

> A-D-S-R でなくA-D なのがいまいち」とか訳知り風に書いている人が居ましたが、

> このパッチベイ上で、VCF にかけているADSR とVCA にかけているAD を繋ぎ替え

> することも可能です。【実演は次回記事で。】

(中略)

> MINIBRUTE2 はそんな浅学者の遥か頭越えした位置

> に存在する大型システムシンセサイザに匹敵の名機なのでした。

 

と書いた内容を今回実践してみました。

 

MINIBRUTE2 のパッチベイを見渡すと、何もパッチコードを刺さない時の

内部配線が読み取れます。

例えば、ADSR のTrig 入力に何も刺さない場合、その上には青文字で

「(Gate)」 と書いてあり、そこにキーボードが押された時に開くゲート信号が

来ることを示しています。

 

一方、FILTER とAD の同じ左肩には「(ADSR)」 と青文字で書いてあり、

パッチコードを刺さない場合、ADSR を通った信号がVCF とAD に流れる

ことを示しています。

 

VCAの制御入り口であるAMP のところには青文字で「(AD)」 と書いてあり、

AD の制御がVCA に流れることを示しています。

 

   

それを踏まえて、GATE信号がまず先にAD に入って、それがFILTERに流れる

ように、MIDI のところにあるGATE 出力をAD のTrig に入れ(黄パッチ線)、

AD のOUT をFILTER のFM に入れます(赤パッチ線)。

 

ADSR のTrig には何も刺さないので並行でGATE 信号が来ています。

(MIDI のところにあるGATE 出力をAD 向けと2分岐させる必要がありません。)

ADSR のOUT をAMP のAM に入れて(青パッチ線)、AMP のOUT をVCA の

In1 に入れます(橙パッチ線)。

 

  
これでAD がVCF (音色変化)を先にコントロールして、その後、ADSR がVCA (音量
変化)をコントロールするように、ADSR とAD の役割入れ替えが出来ました。
 
ADSR のA(Attack) を上げたのがVCA に作用して、音の頭の音量立ち上がりが
遅くなること、AD のA(Attack) を上げたのがVCF に作用して、音の頭の音色
をゆっくり変化させるように出来たことを動画でご覧ください。
 
  
まずはADSR もAD もA(Attack) も下げた状態、
次にADSR のA(Attack) を上げてVCA での音量の立ち上がりが遅くなった状態、
その次に再び元のADSR もAD もA(Attack) も下げた状態、
最後にAD のA(Attack) を上げてVCF での音質変化を遅くした状態
を記録しています。
 

                   

 
パッチ結線が無い状態では、ADSR はVCF (音色変化)を制御し、AD はVCA 
(音量変化)を制御するように内部結線されており、この動画のパッチ配線で、
ADSR とAD の位置・役割を入れ替えできたことが分かります。
 
「VCAへのエンベロープジェネレータがADしかないのがいまいち」ではないのです。
音色と音量のどちらにアクの強い時間遷移変化を必要とするのかを考え、
その必要なほうに細かく制御できるADSR を割り当てることが出来るので、
全く機能に不足はないと言えます。
もし音色と音量をどちらも小まめに制御しないといけない場合(聴く側がそれを
認識するかどうかはさておき)は、外部のADSR をラック上で追加してやれば
良いことですが、まあその頻度と必要性を考えれば、そこまでやる人がどれだけ
居るかなあ、と私などは考えます。
せいぜい同じ設定のADSR をVCF にもVCA にも並行で適用する程度で充分
ではないかと考え、それは上述の配線の応用で簡単に実現ができます。
それは「いまいち」と残念感を評するのが、明らかに的外れであることを意味します。
 
---
 
相変わらず動画をAmebaスマホアプリからアップロードする要領が不確かで、
動画の登録が何度も無効になったり、登録エラーになったりするので、登録
できたこの機会に他の話題の動画も一緒に掲載します。
 
Behringer「モジュール172」に関して、先の記事で、
 

> オーディオ・ディレイの効果はフィルターのカットオフが低めにかかったこの鐘の

> 音色では、フェイザーと変わらない印象でしたので、動画では割愛しています。

> また分かりやすい音色例があれば例示します。

 

について、先の鐘の音でも大差はなかったものの、VCO1 の矩形波をパッチベイ

から「モジュール172」のフェイザーの入力に入れて(黄パッチ線)、その出力を同じく

その下のオーディオ・ディレイの入力に入れて(白短パッチ線)、出力をMINIBRUTE2 

のExt に戻しました(青パッチ線)。

(なので、VCO1/2の出力フェーダーはExt だけが上がっています。元のVCO音が

混じらないほうが、効果が分かりやすいでしょう。)

    
  
 
まずはフェイザーもオーディオ・ディレイもOFF(スルー)で打鍵、
次にフェイザーのみONで打鍵、
その次に、再びフェイザーもオーディオ・ディレイもOFF(スルー)で打鍵、
最後にオーディオ・ディレイのみONで打鍵です。
 
                    
 
フェイザー、オーディオ・ディレイも効果が分かりやすいように、変調の深さは
強めにしています。本来はもっと品良く薄目にかけるのが良いでしょう。
 
この両者の効果はとても似ています。前者は全周波数帯で流れを折り畳む
ような効果で、もっと強烈にかかっても良いかなあと思います。後者は原音に
遅れた原音が重なることで、主に高周波帯に滲んだ干渉感が出ます。
昔のBBDアナログディレイのように、何回も回路を巡るようにフィードバック回路
があれば良いのですが、まあ本当にそれが必要なら、ミキサーモジュールを
追加して、出力を再度、減衰量を調整しつつ、入力に入れることで、やまびこの
様なマルチタップエコー効果も出来るのでしょうが、まあそれはD16に内蔵されて
いる多種のエフェクトを録音時に使ったほうが賢いでしょう。(追加\0でもあります)
 
それぞれにはLFOによる変調をかけていますが、MINIBRUTE2 のGATE 
などで打鍵冒頭から時間遷移で変調させるなども可能です。
ゲート・ディレイもここでは使えそうです。
追加してまでADSR が複数必要なのは、「VCA にADSR がついてない」とか
の浅い次元ではなく、むしろそういう局面ではないかと思うのでした。
 
 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

(2021/02/12 記)

 

新コロナ禍のため、サウンドハウスのサイトに多数掲載されているドーファー

のモジュールシンセの納期は、以前のBehringerと同様に、相変わらず照会回答

すら得られない状態が変わらないままなのでしょうか。

 

このショップに限らず「Doepfer」をわざわざ「ドイプファー」などと国内の音楽業界

では表記するようです。小学生のローマ字読みですか。先の記事で触れた「Width」

の逆で、そちらは「ワイズ」ではありません。1970年代の輸入洋楽のアルバム名

誤訳・珍訳からずっと音楽業界の方々の頭のアレぶりには半世紀呆れるばかり

です。

 

不正大統領バイデンの新女性報道官、psaki を「プサキ」 とは呼ばないです。

製薬会社Pfizer を「プファイザー」とは呼ばないです。

同じです。シンセサイザや洋楽楽器を扱い洋楽関係に従事するなら、知らない

うちに英語やドイツ語の発音の基本法則が何となく身に着いて来ませんか、と

思うのでした。

 

脱線。もとい...。

いつまでもRACKBRUTE 3Uの空いている部分をそのままにして内部に埃を

取り込んでしまうのは、いい気分がしないものですから(血液型AA)、

即入手できる範囲で、追加機能を一旦確定してしまい、ブランクプレートで

蓋をしてしまいたいものです。

(製品名はブラインドプレートというのですが、その呼称、如何なものかとも

思いますので、勝手に名称を変えてみました。)

 

 

Amazonでのストア出品の中には手頃な価格での追加希望機能製品は無かった

ので、久々にヤフオクを見てみました。

決して安くないと思ったら、Amazonと同様、ストア出品で新品を出品されている

のが多いようでした。

 

その中に、即納状態のBehringer「モジュール172」がありました。

なので、発注しました。奇しくも先にAmazonで入手した「モジュール150」と同じく、

chuya-online.com の出品でした。

 

海外メーカの取り寄せ品納期が全く見えない現状、実在庫がサイトで明示されて

いるのが多数あるのは、とてもありがたいです。

 

 

2021/02/04(木)、それが届きました。

 

 

フェイザー(フェイズ・シフター)、オーディオ・ディレイ、それらに変調をかける

波形選択がないシンプルなLFO、ゲートディレイが1ユニットになったものです。

通常は1機能で1ユニットなのがモジュール・シンセユニットの仕様ですので、

これもまたお得製品です。

 

  

フェイザーはQueen の「Killer Queen」 のコーラスにかかっているシュワーンと強い

変調が特に中高音域に目立ってかかる効果です。ディフォルトでは内蔵LFOによる

周期変調が内部結線されていますが、パッチでMINIBRUTE2 のADSR 電圧などに

差し替えることは勿論可能です。

 

オーディオ・ディレイはフィードバックがついていないので、昔のエコーマシンのような

動作ではなく、入力に対して少し遅れた出力が重なることで、コーラス効果が出るの

でしょう。これも変調にLFO以外のパッチ結線が可能です。

 

LFOは「モジュール150」のような波形選択はないものの、逆位相の波形出力は

とれます。

 

ゲート・ディレイはMINIBRUTE2 からGATE出力(音のON/OFF)を取り込むも、

MINIBRUTE2 のパッチベイのGATE IN (ADSR やAD の「Trig」)に戻したところで

元々のMINIBRUTE2 のVCO1/2の発音を打鍵より遅くすることに余り意味が無い

ので、RACKBRUTE 3Uに別系統のVCOを用意しない限り、用途は無いかも

しれません。発音より格段に遅れて音色変化を持たせる使い方はありますか...。

まあ1万円程度のモジュールの機能の3/4までが使えれば、お買い得感はそれほど

減じるものではありません。

 

フェイザーとオーディオディレイはON/OFFスイッチがついていて、パッチ結線は

抜き差しせず、効果のON/OFF(ON/スルー)をできるのも、通常のモジュール

シンセにない使い勝手です。

 

先のリングモジュレータ結線をそのままに、一旦RACKBRUTE 3Uの電源を落として

「モジュール172」を取り付けます。

  

 
早速、その「モジュール150」のリングモジュレータの結線を活かしたまま、その
後処理の流れで、出力を「モジュール172」のフェイザーの入力にパッチ結線し、
その出力をオーディオ・ディレイに入れた後、その出力をMINIBRUTE2 のExt に
戻します。
 
LFOは逆相の波をフェイザーの変調にかけました。
  
MINIBRUTE2に同梱のケーブルは、パッチベイ上でのADSRやADなどの繋ぎ替え
を想定しているようで、長さが外部モジュールまでは足りません。
それで長めのパッチコードも別途入手しました。
 
MINIBRUTE2 のユーザ評の中には「VCAにかかるエンベロープジェネレータが
A-D-S-R でなくA-D なのがいまいち」とか訳知り風に書いている人が居ましたが、
このパッチベイ上で、VCF にかけているADSR とVCA にかけているAD を繋ぎ替え
することも可能です。【実演は次回記事で。】
強烈な音色変化を前面に出すなら、音量は別の強烈な変化を出すことは相殺される
デメリットも多く、また音量変化に特徴を出す場合、それを目立たせるために
音色にあまり変化をもたらさないことから、どちらかにADSR があれば充分、と
私は考えており、またどうしても2系統以上のADSR が必要ならRACKBRUTE 3U 上
に何台でもモジュール追加出来るので、「浅いな」と思うしかありません。
確か英語評でしたが、VCO-VCF-VCAの流れを変更できない玩具シンセしか知らない
人の意見なのか、と推察します。
MINIBRUTE2 はそんな浅学者の遥か頭越えした位置に存在する大型システム
シンセサイザに匹敵の名機なのでした。
 
 
オーディオ・ディレイの効果はフィルターのカットオフが低めにかかったこの鐘の
音色では、フェイザーと変わらない印象でしたので、動画では割愛しています。
また分かりやすい音色例があれば例示します。
フェイザーほどアクが強くなく薄く綺麗に響く感じでした。
 
動画ではまず先日同様の「モジュール150」でのリングモジュレーション音を、
次に「モジュール172」のフェイザーをONにして、その変調度合を例示しました。
 
最後に少し脱線ながら「モジュール150」のサンプル&ホールド出力をパッチで
MINIBRUTE2 のVCO1 の音程制御に割り込みしてみました。(黄パッチ線)
黎明期のシンセ音楽の飛び道具定番と言える、ランダム音程です。
 

               

 
外部音源/LFO/ノイズを電圧として指定速度でサンプリングし、それを保持して
VCO1の音程として次々与えた結果、ランダムに出て来るその音程の全周波数帯
の広がり、特に重低音域の重さ、これがMINIBRUTE2 を実験装置でなく楽器
なのだ、と実感させる特質と言え、先日のMicroFreek や、昔に手放したOP-1、
入手検討で棚上げにしたvolca modular への「方式多様性への期待度の高さと
実際の出音の物足りなさの大きな乖離感」の正体だったのか、とも感じます。
 

ランダム音程の代表例としては、アナログステップシーケンサによるもので厳密

には方式が違うものの、EL&Pのアルバム「Brain Salad Surgery(脳頭葉手術)」

のラストが有名です。

 

(邦訳は何故か「恐怖の頭脳改革」....苦笑。当時の自称好感度人間たる洋楽

従事者の間で、「脳?サラダぁ?外科手術??んー如何にも彼ららしい荒唐無稽

なタイトルよねー。じゃあ邦題はそれにインスパイアされちゃってぇ~これで

キマリっ!」とか、反吐が出尽くすほど低次元の会話が為されたに違いありません。

今も検索すると沢山のその次元に属する自称「洋楽専門家」の戯言が出て来ます。

エマーソン自身が性的スラングとしてその単語を使った云々の真偽不明な

ハッタリまで記されてある記事もありますが、この作品、そんな闇な文化破壊作品

でもなく、ギーガーによる場違いにそれ風のジャケット以外は、むしろ単純明快で

むしろ「聴いて愉しいインタープレイもの」じゃないですか...。

「Brain Salad」で「脳頭葉」なんですよっ!上述「半世紀呆れるばかり」に追加です。)

 

自動演奏機器がまだ超高価だったその時代に「弾かずに音程が任意の速度で

いろいろ飛び出してくる」という効果の聴き手に与える印象は、きっと今より

強烈だったのでしょう。

当時の私は軽音楽に全く触れていなかったので、その当時の空気感は分からない

のですが。

  

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

(2021/02/06 記)

 

さて、実際の音出し編です。

 

まずは最も大きな関心事であるリングモジュレーションを試して見ました。

 

「入力Xにa(Hz)、入力Yにb(Hz)のオーディオ信号を入れると、a+b(Hz)、a-b(Hz)

の音程を出力する回路」との説明が多く為されますが、そのことから分かるのは、

a NOT = b である必要があり、2つの音程信号を、ひいては音源は2つ必要となる

ということでもあります。(VCOが一基のシンセサイザにそれが搭載しない理由でも

あります。)

 

ただ2つの音程のディチューンによる「干渉モアレ」の音響なら、リングモジュレータ

無しでも、音程の微調整により作れてしまうことを私は過去に記事化しました。 

 

  

今、その動画を聞き返すと、もっと鐘っぽく仕上がったのに、この仕上がりはいまいち

かな...とも思えますが、PCM音源では音色がリアルなのは当然ながら音がどこまで

伸びるとか、音の発生から消長までは既にメーカーでの音源収音時に決まってしまって

いるのが、アナログ音源では自在にコントロールできる、というところは例示出来て

いるかとは思います。

 

それと専用のリングモジュレーション処理は、どのように違うものなのか、それを長年

確認したかったのでした。(リングモジュレータ搭載のない1VCO機、Rolland SH-1

を入手した1979年以来、ずっとこのことは関心事ではありましたが、シンセサイザの

FM音源化、PCM音源化に伴って、私はその後の機種でもご縁がありませんでした。)

 

MINIBRUTE2 のVCO1 からの出力をパッチベイからケーブルで入力X へ、VCO2 

からの出力を同様に入力Y に入れます。そのリングモジュレータ出力をパッチベイの

「EXT IN」-「Ext」から再びMINIBRUTE2 に戻します。

 

 

 

そのことで、MINIBRUTE2 本体のVCO1 に関するフェーダーの中の「Ext」(外部音源)

のフェーダー(白いフェーダーの左から5番目)で、その出力をVCO1 からの4波形

(フェーダーの左端から4本)と並列に、以降の内部処理に扱えるようになります。  

 

 

結果的にはリングモジュレータがない場合の2つのVCO のディチューン(必要に応じて

更にVCF のレゾナンスを上げて自己発振させ、3つ目の発振器代わりに追加)して、

干渉モアレによる金属感を出す方法と操作、出音の印象は変わりませんでした。

ディチューンを小まめに手探りして、鐘っぽい着地点を探すのは、リングモジュレーション

処理でも変わりませんでした。

実際、「Ext」フェーダーを下げて、VCO1の矩形波、VCO2のフェーダーを上げると、

同じVCO1/2のチューニング状態で、ほぼ似た干渉モアレの金属音が出ています。

 

ちょっと拍子抜けというか、がっかりというか...。

 

a(Hz)、b(Hz)は通常の楽音のまま、リングモジュレータを通せばたちまち金属系の

打撃音響が得られる、というような勝手な期待は、上掲したリングモジュレーションの

説明からは外れていることは明白ではあったものの、回路の存在意義としては

どうなんだ?というところは少しモヤモヤします。

 

まあもうそれを手放すことは考えていませんので、積極活用する側に考え直しますと

a(Hz)+b(Hz)、a(Hz)-b(Hz)は確実に生成されるので、元のa(Hz)、b(Hz)もブレンドする

ことで、バランスを更にとりながらイメージする金属音に近づけることは可能かと

いうことでもありましょう。

 

それが上画像の本体セッティングになります。

 

通常とは異質と言える、各種波形を同時出力できるVCO1のうち、矩形波出力の

フェーダーも5割ほどブレンドしています。

またVCO2はスイッチで波形選択(それが通常のVCO仕様です)するところも、

やはり矩形波を選択して、4割ブレンドしました。

Extに戻って来たリングモジュレータ出力は10割ブレンドです。

 

入力XもYも矩形波を選ぶことで、鐘のような金属打撃音に近い出力を得られること

が試行錯誤で分かりました。VCO1の矩形波はPulse Width(パルス・ウィドス、

よく関係誌などでパルス・ワイズと記してあるのは誤り。中高英語をちゃんと学び

なさい、という感じです。)で矩形波の形を調整することで、より金属感を調整できる

ようでした。(PWに対するLFOによるモジュレーション、PWMはかけません。)

 

寺社の大きな鐘をついた時に、金属打撃音が消長しつつも、低温のうなりが

ずっと続く感じはPCM音源では(不自然なループ読み出し処理をしない限り)

表現が難しいでしょう。そんな子細なニュアンスにこだわってみました。

高域の減衰が進んでも、キーから指を放さない限り、低音の唸りは続きます。

 

また、先の記事で触れた、

 

> その一方、「元のこの音響のうち、この要素が邪魔だな」と思っても、多層の

> 機能がブラックボックス化していて、音色を完全に掌握している次元に至れない

> こともあります。

 

の実例を同じ動画中で minilogue XD で先に例示して、その比較もしてみました。

 

久々の動画入り記事投稿だったので、画像アップロード要領などを忘れて

しまってました。スマホアプリ版からのみ、動画アップロードが可能だったようで、

GoProクラスの機材も保有していますが、スマホ撮影での動画が手軽そうで

そちらを採用しました。(ラインケーブル録音でないので、D16経由、TANNOY

での音出しをスマホ内蔵マイクで拾っています。周囲の生活雑音はご容赦です。)

 

minilogue XD には、この価格帯に珍しく、リングモジュレータやサンプル&ホールド

も実装されています。しかも4音ポリフォニックで、更に設定を瞬時保存/呼び出し

が可能です。

ただリングモジュレータが minilogue シリーズ先行機種への追加仕様である、

第3の音源(デジタル音源)の位置で実装されているために、プリセット音色から

の編集で、金属調の音色を加味することは安易である一方、その金属調以外を

消してしまうことは、非常に難しい、という上述の実例後に、

今回の増強で調整したMINIBRUTE2+モジュール150のリングモジュレータに

よる「金属打撃とその後の持続音」を収録してみました。

  

              

 

MINIBRUTE2 の内蔵VCO1/2 と同列に扱える音源なので、例えばVCFにかけている

ADSR(エンベロープジェネレータによるフィルタ制御での時間遷移の音色変更)と、

VCAにかけているAD(簡易エンベロープジェネレータによる音量の時間制御)に

おいて、打撃の立ち上がりを鈍化(Attackレートを遅くする)して、VCO1/2の 

glide (ポルタメント)のレートを大きく設定すると、音色フォルマントは金属系ながら、

音の印象は金属系でない持続音に変えてしまえます。

 

              

  
干渉モアレの着地点を試行錯誤して決めている割に、glideで別音程にずりあがる
途中もその干渉の感じが変わらないのは、一見見落としがちですが感心しました。
途中の微分音階においても、連続してa(Hz)、b(Hz)に対する a(Hz)+b(Hz)、a(Hz)-b(Hz)
の関係がキープされていると、干渉モアレの微妙なぶつかり状態も変わらない、という、
回路の巧みさというより、自然音響の仕組みの出来具合に感心しているのかも
しれません。途上で汚くフォルマントが変化して制御不能に濁ったりするするもの
かな、と漠然と考えていたものですから。
 
これらを旋律の起承転結が明確な自身の楽曲にどう活かせるかは、別問題です。
「風変わりなギミック」「虚仮おどし」としての安易な飛び道具の使い方は、
既に1970年代に、やり尽くされ飽きられてしまっているのでした。
 
しかし、今はそこから考え直したい、と思っているのでしょう。
自身が考えている奥底は自身でも良く分かりません。
 
ただ少し作業への高揚感は出て来たかと感じています。
師事したり、道を指し示してくれる存在が全く無い私にとって、そのことが今は
何より重要なことでした。
 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2021/02/04 記)

 

Behringerの「モジュール150」が届きました。

別途、Amazonにストア出品している業者があったのでした。

それは国内在庫があるということですから、迷わず即発注しました。

 

  

「SYSTEM100」という名称は、1970-80年代のRolandシステムシンセサイザ

の商標です。そのクローン製品をBehringerが安価で作っているのでした。

 

 

パッチ結線で自由に組み替え可能なリングモジュレータ、サンプル&ホールド、LFO

ノイズジェネレータが1ユニットになっているお得感満載(約1万円)のラックモジュール

です。MINIBRUTE2に欠けている機能(まあ同じ価格クラスの他のシンセサイザにも、

最近はリングモジュレータが搭載されている機種はほとんどありません)機能をほぼ

1モジュールで補完できます。

 

  

 

ラックモジュールタイプのシンセユニットは初めての入手になりましたが、

まるで「ガンダム強化パーツ」(事故による酸素欠乏症で頭をやられた

テム・レイが自信満々に作ったものの、その事実に失意したアムロ・レイに

路上で叩き壊されるサイド6コロニーでの哀愁エピソードのアレです)のようです。

  

 

それをRACKBRUTE 3Uに接続します。ソケットに固定ネジもありません。  

 

   

電源を入れると、即稼働しました。

まるで昔の「電子ボード」のような感じです。パネルは4か所ネジ止めで固定しました。

 

  

このようにして、MINIBRUTE2本体にない機能を、好みと必要に応じて追加して

行けます。MINIBRUTE2から信号を取り出し、RACKBRUTE 3Uに搭載したモジュール

で必要な加工をした後、その信号をMINIBRUTE2に戻してやると、MINIBRUTE2内部の

VCO1、VCO2と同列の発振器扱いで、その後の本体内での加工の素材となります。

 

外部モジュールの機能で、MINIBRUTE2の各部処理に途中割り込みして、変調を

かけることも可能なので、往年の大型システムシンセサイザと同じアプローチで、

音色創造を進めることが出来ます。

偶然による発見より、結果をイメージ確定してから手段を検討することを好む、

血液型AAの私には向いている方式なのでしょう。

  

  

LFOの設定周期に合わせてLEDがチカチカ点滅するので、間接照明にしたほうが

ムーディーです。これで創作意欲が湧かないなら、やめてしまえという感じですか。

 

   

さて、組合せ自由の各機能を、いろいろ試して行こうと思います。

 

ここで続きます。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。