開脚が戻らない理由|股関節の故障と正しい改善方法 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

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股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

【衝撃】1回で開脚が戻る人、絶対に無理な人の差は「根性」ではない

股関節の故障と“本当の開脚”の話

今日は、 「以前は開脚できていたのに、股関節を故障してから開かなくなった」 というご相談についてお話しします。

当院でもよくいただく質問があります。

「一度の指導で開脚は戻りますか?」

結論はこうです。

  • 一度で開く人は、確かにいる。

  • 一度では絶対に開かない人も、はっきりいる。

そしてこの違いは、 根性・努力・年齢とはまったく関係ありません。

ポイントはただひとつ。

「以前できていた開脚が、どんな“質”の開脚だったか」

ここで、ほぼすべてが決まります。

 

第1章 「以前できていた開脚」は2種類ある

「昔は開脚できていた」という言葉の裏には、 実はまったく別の2種類があります。

  • ① 股関節の可動による開脚

  • ② ストレッチで無理に広げた開脚

見た目は同じ「脚が開いている」でも、 中で起きていることはまったく違います。

この違いが、

  • 一度で開く可能性があるのか

  • 時間をかけてトレーニングが必要なのか

ここを分ける決定的なポイントになります。

 

第2章 股関節の可動による開脚とは?

〜自転車に乗れる人のたとえ〜

これは もともと股関節を正しく使えていた人の開脚 です。

イメージとしては、

「自転車に乗れる人が、しばらく乗っていなかっただけ」

自転車は、一度乗れるようになれば、 何年乗らなくても、少し練習すればすぐ戻ります。

股関節も同じで、

  • 軸が通っていた

  • 恥骨の左右が均等に捉えられていた

  • 脚の固有感覚が働いていた

こうした条件が整っていた人は、 故障で一時的に乱れていても、

「あ、こうだった」 と感覚が戻ることで、一度の指導で開脚が戻ることがあります。

第3章 ストレッチで広げた開脚とは?

〜自転車に乗れない人のたとえ〜

こちらは 股関節が使えていないのに、筋肉を伸ばして形だけ作った開脚 です。

イメージはこうです。

「自転車に乗れない人が、形だけ自転車にまたがっている」

見た目は乗っているように見えても、 実際には乗れていない。

ストレッチで作った開脚も同じで、

  • 筋肉を伸ばしているだけ

  • 関節運動は起きていない

  • 固有感覚は育っていない

この状態で「以前は開脚できていた」と言われても、 それは 形として開いていただけ です。

このタイプの方は、

一度では絶対に開きません。

なぜなら、 そもそも股関節を使ったことがないから。

さらに、 ストレッチで無理に広げ続けると故障の原因にもなります。

第4章 なぜ「開脚=ストレッチ」という誤解が生まれるのか

世の中には、

  • 「簡単にできる開脚」

  • 「一週間でベターっと開脚」

  • 「柔軟性アップ」

こういったキャッチコピーが溢れています。

その結果、

開脚=筋肉を伸ばすこと

というイメージが強くなっています。

しかし、 股関節を故障した方にとっては、このイメージが問題を複雑にします。

なぜなら、

股関節を使えるようにするために必要なのは、伸ばすことではなく“動かすこと”だから。

第5章 筋肉の生理作用から見た「股関節を使う」とは

筋肉は、

収縮することで骨を動かし、関節運動を起こす。

つまり、

  • 筋肉が縮む

  • 骨が動く

  • 関節が動く

これが「股関節を使う」という仕組みです。

一方ストレッチは、

筋肉を伸ばす(伸張)刺激

であり、 関節運動の学習にはなりません。

だから、

いくらストレッチしても、股関節は使えるようにならない。

これは生理学の原理原則です。

第6章 骨・筋肉・関節の役割から見た「股関節が動く条件」

股関節の運動が成立するためには、

  • 骨の位置

  • 筋肉の働き

  • 関節の軸

この3つが揃う必要があります。

特に重要なのは、

股関節の軸が通っていること その軸のまわりで筋肉が収縮すること

これが整って初めて「股関節が動く」状態になります。

第7章 トレーニングの鉄則

〜ポジションがなければ運動は起きない〜

股関節を使えるようにするためには、 股関節の動きをトレーニングする必要があります。

ただし、絶対に外せない鉄則があります。

ポジションが整っていなければ、正しい運動は起きない。

骨盤が倒れたままでは軸が通らず、 どれだけ動かそうとしても本来の股関節運動にはなりません。

そして、

  • ゆるめる

  • ほぐす

  • 伸ばす

こういったアプローチでは、 ポジションは作れません。

第8章 「一度で開く人」と「一度では無理な人」のまとめ

●一度で開く可能性がある人

  • 股関節の可動による開脚ができていた

  • 軸が通っていた

  • 恥骨が均等に捉えられていた

  • 固有感覚が働いていた

→ 感覚が戻れば、一度で開くことがある。

●一度では絶対に無理な人

  • もともと股関節が使えていなかった

  • ストレッチで形だけ作っていた

  • 関節運動の学習がほぼゼロ

→ 自転車の乗り方を一から覚えるのと同じで、  股関節の動きを一から学習する必要がある。

第9章 相談者へのメッセージ

もしあなたが、

  • 以前は開脚できていた

  • 故障してからまったく開かなくなった

  • 一度で開くのか知りたい

そう感じているなら、 まずは 「自分の開脚はどちらのタイプだったのか」 を確認することが大切です。

開脚は柔らかさではなく、 股関節の運動の問題 です。

股関節が動く条件を整え、 正しい運動をトレーニングしていけば、 故障後でも必ず改善の道筋は作れます。

もし、

  • 自分の股関節の状態を知りたい

  • 股関節を使えるようになりたい

  • ストレッチではなく“運動としての開脚”を身につけたい

そう思われた方は、 一度、当院で股関節の状態をチェックしてみてください。

 

 

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「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。

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■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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