【20代バレエダンサーの膝内側側副靭帯損傷】
手術をしても治らなかった理由は「軸」にあった
20代のバレエダンサーが、えにし治療院に来院されました。 幼い頃からバレエを始め、これまで大きな故障もなく順調に成長してきた方です。
しかしある時から、膝の内側に違和感を覚えるようになりました。 病院で診察を受けても「異常なし」。 そのままレッスンを続けていたところ——
レッスン中に突然、 鋭い痛みとともに膝が崩れ落ちてしまったのです。
■ 手術後も治らない膝
その後、病院で 内側側副靭帯(MCL)の損傷と診断され手術を実施。 しかし、術後も膝の不安定感と痛みが残り、完全には回復しませんでした。
治療は継続しているものの、 「このまま踊れなくなるのではないか」 そんな不安を抱えながら日々を過ごしていたそうです。
先が見えない状況の中、 インスタグラムで当院を見つけ、来院されました。
■ 運動軸の検査で分かったこと
当院で運動軸の検査を行うと、 膝の軸がズレている状態でした。
関節は本来、軸を中心に運動を行う仕組みになっています。 軸がズレたままでは、どれだけ治療をしても膝に負担がかかり続けます。
しかし、この「軸」は画像には映りません。 なぜなら——
● 軸は“固有感覚”だから
固有感覚とは、 無意識の身体の中で流れている感覚のラインであり、 動作を調節するための最も根本的な情報です。
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意識には上がらない
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画像にも映らない
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触診でも分かりにくい
だからこそ、 発見がとても難しいのです。
手術で靭帯を修復しても、 固有感覚のリハビリがされていなければ、 同じ負担が膝にかかり続けてしまいます。
■ 運動軸調整で「膝の中心軸」が復活
運動軸調整を行い、膝の軸を通すと——
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中心運動軸が復活
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左右の股関節の切り返しが自然に起こる
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膝の違和感が消える
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痛みが出ない動作が可能になる
軸が整った瞬間、 身体は本来の連動を取り戻します。
「久しぶりに膝が安定している感覚がある」 と、安心した表情を見せてくださいました。
■ ここからが本当に重要
軸が整ったとしても、 今までの“軸の癖”で動作をすれば、再び同じ負担が膝にかかります。
つまり、再発の可能性があるということです。
だからこそ——
● 正しい運動を身につけるリハビリが必要
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軸を保ったまま立つ
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軸を保ったまま歩く
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軸を保ったままバレエの動作を行う
これらを段階的に習得することで、 膝は再び故障しない状態へと育っていきます。
■ 膝の故障は「膝だけの問題」ではない
バレエの膝トラブルは、 実は 股関節・骨盤・脊柱の軸の乱れが根本原因であることが非常に多いです。
手術後の不安定感や、 「治療しても治らない膝」は、 軸を整えることで改善する可能性があります。
もしあなたが——
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病院では異常なしと言われたのに痛い
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手術後も不安定感が残る
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レッスン中に膝が怖い
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治療を続けても先が見えない
こうした状態で悩んでいるなら、 一度「軸」を見直すことをおすすめします。
■股関節覚醒チャンネルとは?
「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

