66歳の女性の患者様。 定期的に「体のメンテナンス」と「老後も快適に動ける体づくり」を目的に通われています。
今回は、前回からの期間でどれだけ体が変化したか、そして運動軸の状態を中心にチェックしました。
■ 日頃の努力がしっかり体に表れている
まず最初の 運動軸チェック では、 座位姿勢の“軸”がしっかりキープされていました。
背中の丸みはまだ残るものの、 座り方を普段から相当意識されている証拠 が体に現れており、努力の積み重ねを感じます。
■ 股関節の軸を通す:腸腰筋の軌道をたどる
続いて 運動軸調整。
股関節の軸を通し、 腸腰筋が本来の軌道で働くように再学習していきます。
腸腰筋を使いこなすためには、 股関節の屈曲を正しく訓練することが必須。
年齢に関係なく、軸が通ると動作は一気に軽くなります。
■ 脊柱開放:連動して動く若々しい背骨へ
さらに脊柱の調整へ。
脊柱がひとつのユニットとして連動して動く状態をつくり、 その動きを日常動作に生かせるように整えていきます。
脊柱が開放されると、 中心の運動軸が通り、動きが若々しく滑らかに なります。
■ 股割りで体幹をキープ:背中の丸みを解消
股割りでは、 脊柱起立筋を使って体幹をキープ。
背中の丸みをとりながら、 軸の通った姿勢で開脚前屈へ。
腰を立て、脚を下方向に固定することで、 股関節の屈曲がより正確に引き出されます。
■ 全身連動の手押し車 → プッシュアップへ
開脚前屈Maxから、 そのまま 手押し車で前進。
全身と股関節の連動を高めるための重要な動作で、 きついながらも一生懸命取り組まれていました。
最後は プッシュアップ。 腕と体幹の連動が必要な難しい動作ですが、 お見事にクリア!
■ 年齢ではなく「軸」で体は変わる
66歳でも、 軸が整えば体は確実に変わります。
姿勢が整い、動作が軽くなり、 日常生活の快適さが大きく向上します。
これからも、 「老後も自分の足でしっかり動ける体づくり」を一緒に続けていきましょう。
■股関節覚醒チャンネルとは?
「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
■関連リンク
■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
