【山歩き】セミが鳴かない夏山。気候の違和感と、久しぶりの汗
今年の多度山は、例年とはまったく違う顔をしていました。 セミが鳴かず、ホタルもいない——そんな静かな夏山を歩いてきました。
雨の日が続いていたが、ようやく晴れが続くようになった。 梅雨が終わったのだろうか。 夜は多度川のホタルを観察しながら散歩をしているが、今年は台風の大雨の影響なのか、7月に入っても蛍の姿がない。
夜の散歩だけでは運動不足は解消されない。 そこで今朝は多度山へ向かった。 気温は30度になるというが、山は涼しいのでちょうどいい。
■ セミが鳴かない夏山
中道コースから入山して歩き始めると、すぐに違和感があった。 7月なのに、セミが鳴いていない。
途中、木に止まっていたヒグラシが飛び去ったが、山の中は静かで、鳥の声のほうが圧倒的に多い。 「あれ、今セミが鳴いたかな」と思うほど、わずかにしか気配がない。
山頂まで登ると、久しぶりにしっかり汗をかいた。 風の通りがよく、濡れたシャツを着ていると寒くなるほど。 やはり、暑い夏は山にかぎる。
そして、セミだけでなく ミヤマクワガタの姿もゼロ。 結局、一匹も見られなかった。 今年の気候はやはり何かおかしい。
■ 今日の歩きのポイント:腸腰筋ライン
今回は、歩きながら 腸腰筋ラインを意識して探ることをテーマにした。 山に来る回数は以前より圧倒的に少なくなっているが、歩きの質は確実に上がっている。
疲れなく、気持ちよく10キロの行程をクリア。 身体の使い方が整ってくると、山歩きは本当に楽になる。
■ 下山後の楽しみ:多度峡の清流
下山最終の楽しみは多度峡。 清流まで下りて、冷たい水で顔を洗う。 火照った身体に気持ちがいい。 長雨の影響で水量が多く、水もきれいだった。
天然プールではショベルカーが2台作業していた。 雨で土砂がたまったのだろう。 プール開園に向けての準備のようだ。
■ 帰りは多度大社へ
久しぶりに汗をかいてすっきりした帰り道、 多度大社へ立ち寄った。
宮司さんたちが掃き掃除をしている。 神馬・錦山号はまだ出ていない。 しばらく待っていると、錦山号が顔を出したので「おはよう」と声をかけた。
朝の神社は本当に気持ちがいい。 空気が澄んでいて、心が静かに整っていく。
■ おわりに
セミが鳴かない夏山、ホタルがいない多度川。 季節のリズムが少しずつずれているように感じる。 それでも、山を歩き、清流に触れ、神社で朝の空気を吸うと、 身体も心もすっきり整っていく。
また歩きに行こうと思う。


