50代ランナーの腰痛は股関節が原因 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

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股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

【50代ランナーのアキレス腱痛と腰痛の原因は“フォーム”ではなく“軸の崩れ”でした】

50代の男性ランナーが来院されました。 アキレス腱痛、腰痛、後傾姿勢、そして毎回の筋肉痛。

「フォームを直したいんです」 そう言われましたが、身体を触れた瞬間に分かりました。

フォームの問題ではない。 身体の“軸”が、長い年月の中で崩れてしまっている。

20代の交通事故。 どちらの足を骨折したか覚えていないほど昔の出来事。 そして、30年以上続けてきた“左から右へ荷物を流す”仕事動作。

この2つが、今の痛みとフォームの崩れを作り出していました。

 

■ 20代の交通事故と、30年以上続く仕事動作の影響

お話を伺うと、20代の頃に交通事故で足を骨折した経験があるものの、どちらの足だったか覚えていないとのこと。

脊柱を検査すると、腰椎の生理的湾曲が消失し、身体の“運動軸”が乱れている状態。 これでは、いくらフォームを直そうとしても身体がその通りに動けません。

さらに仕事の動作を聞くと、

「左から右へ荷物を流す作業を30年以上続けている」

という、強い偏りのある動作が判明。 この動作が体軸をねじり、ランニングフォームに大きな影響を与えていました。

■ ランニング時の後傾姿勢と腹筋の痛みの理由

  • 胸を張りすぎて後傾になる

  • 前で腕を組むと腹筋が痛くて歩けない

これらはすべて、 「軸が崩れた身体が、姿勢を“作って”補おうとしている状態」 です。

本来は軸が通っていれば、胸を張る必要も、腹筋を固める必要もありません。

■ まずは“軸を通す”ことから始める

施術では、

  • 股関節の軸を通す

  • 脊柱の動きを解放する

  • 足・膝・股関節の連動性を再学習するハーフスクワット

を行いました。

特にハーフスクワットでは、 股関節を屈曲できない=腸腰筋が働いていない という問題が明確に。

腸腰筋が働かないまま走ると、脚が前に出ず、毎回筋肉痛になるのは当然です。

■ トレーニング後、身長が3cmアップ

施術とトレーニング後、姿勢が整い、身長が3cm伸びました。 脚が軽くなり、見た目も少し若返った印象に。

これは一時的な変化ではなく、 「軸が通った」 ことによる身体の再編成です。

ただし、今回だけで完全に改善するわけではありません。 ご自宅でのリハビリを宿題としてお伝えし、次回の予約も取っていただきました。

■ 50代後半からは“走れる身体づくり”が必要

走ることが好きでも、 軸が崩れたままでは走り続けることはできません。

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