運動軸は意識では作れない|骨格で整える本当の方法 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

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股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

運動軸は固有感覚だから意識に上がらない

でも、軸には“外から確認できる指標”がある

「運動軸を保つのが難しい」 これは多くの人が感じていることです。

でも実は、 難しいのは“あなたの努力不足”ではなく、身体の仕組みとして当然のこと。

なぜなら、運動軸は 固有感覚(身体の内側の感覚)で感じるもので、 そもそも 意識に上がらない構造になっているからです。

 

■ 固有感覚は意識に上がらない

固有感覚は、

  • 触れない

  • 見えない

  • 意識でコントロールできない

だから「軸を感じてください」と言われても、 感じられないのが普通です。

■ では、どうやって軸を整えるのか?

ここが大事なポイント。

固有感覚は意識に上がらないが、 軸には“外から確認できる指標”が存在する。

その指標とは、

骨格を“力学的に最も強度を発揮する位置”に並べること。

骨が最も強度を発揮する位置にあると、 固有感覚が自然に働き、軸が勝手に通り始めます。

■ 骨の強度を実感する最も正確な方法

【椅子に座り、脛骨(すねの骨)を垂直に立てる】

脛骨は長管骨で、 長軸方向(縦方向)の圧縮に最も強い骨です。

だから、 脛骨を“縦に立てて”重さを落とすと、 誰でも骨の強度を実感できます。

 

■ やり方(誰でもできる・安全・再現性あり)

① 椅子に浅く座る

骨盤が立ち、骨盤の中間位。

② 脛骨を垂直に立てる

前後左右に倒れず、 一本の柱のように真っすぐ立つ位置を探す。

③ 膝から床へ向かって“重さを落とす”

力を入れず、 ただ重さを預けるだけ。

④ 骨が受け止める感覚を味わう

  • ふくらはぎが力まない

  • 足首が安定する

  • 股関節が軽くなる

  • 呼吸が深くなる

これが 骨の強度が働いている状態

■ この実感を立位へ持ち上げる

座位で脛骨の垂直を感じられるようになったら、 次は立位で同じ“垂直の感覚”を探します。

実感を重ねると、やがて実態になる。

これは運動学習の本質です。

  • 座位で実感

  • 立位で再現

  • 歩行・動作で自動化

この流れで、 軸は“努力”ではなく“状態”として身体に定着します。

■ まとめ

  • 運動軸は固有感覚だから意識に上がらない

  • でも、軸には外から確認できる指標がある

  • その指標は「骨格を力学的に最も強度を発揮する位置に並べること」

  • 脛骨を垂直に立てて重さを落とすと、骨の強度を実感できる

  • 実感を重ねると、立位でも軸が通り始める

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