仕事終わりに、母の面会へ
仕事を終えて、そのまま病院へ向かった。 面会時間は20時まで。 いつもぎりぎりの時間になるが、今日は台風の影響で車が少なく、思ったよりスムーズに病院へ到着できた。 その瞬間、胸の奥がふっと軽くなる。
エレベーターで母の病室へ向かうと、ドアに違う名前が書いてある。 スタッフの方に尋ねると、部屋が変わったとのこと。 案内してもらい、新しい病室へ向かった。
「びっくりするがねー」と母
そっと病室に入ると、母はすやすやと眠っていた。 声をかけても気づかないので、ベッド脇まで近づいた瞬間、ぱっと目を開けて驚いたように言う。
「びっくりするがねー」
思わず私も返す。
「こっちがびっくりするがねー」
そんなやり取りに、少しだけ笑いがこぼれる。 前回よりも落ち着いた表情で、呼吸も穏やかに見えた。 とはいえ、心臓が弱っているという事実は変わらない。
今日の母の様子
母は、今日の出来事をゆっくり話してくれた。
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誰が面会に来てくれたか
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麦茶にとろみをつけるのが飲みにくいこと
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食事は全部食べられなかったこと
小さなことでも、こうして話してくれるのがありがたい。
ゆっくりと時間が流れていけば
病室で過ごす短い時間の中で、 「このまま、ゆっくりと時間が過ぎていけばいい」 そんな思いが自然と湧いてくる。
焦らず、無理をせず、 ただ穏やかに過ごせる時間が続くことを願っている。
