60代で姿勢改善と健康増進のために、定期的に「運動軸」の調整に通われている患者様の施術風景をご紹介します。
この患者様は、普段から姿勢を意識されており、ご自身の努力もあって 肩甲骨まわりのラインが整い、猫背が大きく改善 してきました。
今回はさらに、 ・首の付け根(下部頸椎)の丸みを解消すること ・全身の連動性を高めること を目的にアプローチしています。
■ 年齢ではなく「軸」で姿勢は変わる
姿勢改善というと、筋トレやストレッチを思い浮かべる方が多いですが、 今回のポイントは “軸を整えること” にあります。
足指 → 股関節 → 脊柱へと、 本来ひとつにつながるはずの動きがバラバラになっていると、 どれだけ頑張っても姿勢は安定しません。
軸が通った瞬間、 ・胸郭が自然に起きる ・骨盤が前後にブレない ・股関節がスムーズに屈曲する ・スクワットの下降・上昇が軽くなる といった変化が一気に現れます。
「年齢だから…」と諦める必要はありません。 体は、正しい方向に導けば必ず応えてくれます。
■ 今回の調整ポイント
● 足の軸の再構築 地面をしっかり捉える足指の感覚を取り戻し、土台を安定させる。
● 股関節の連動 恥骨を意識し、骨盤を立てた状態での上下運動を再学習。
● 脊柱の解放 丸まりやすい下部頸椎〜胸椎の動きを引き出し、自然に胸が開く状態へ。
● 腸腰筋の活性化 末端ではなく、体の中心から動ける体づくり。
これらが揃うと、60代でも姿勢が大きく変わり、 スクワットや日常動作が驚くほどスムーズになります。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
