開脚で左股が痛む原因と改善のポイント
継続参加の方のケースです。 1月は「左股が痛い」と訴えており、今回3月も同じく開脚で左股に痛みが出ていました。
痛みの原因は次の2つです。
改善のポイント
1. 体軸を通す
骨盤・胸郭・頭を一直線にそろえ、体軸を保持します。 体軸が通ることで、股関節の動きが安定します。
2. 左脚の筋肉を使えるようにする
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足関節背屈で前脛骨筋を働かせる
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膝関節伸展で大腿四頭筋を働かせる
特に 大腿直筋を正しく収縮させて骨盤を安定させることが重要 です。
改善の流れ
体軸が通り、脚の筋肉が働く状態をつくったうえで、
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重心移動による股関節の運動
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手押し車
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閉脚
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プッシュアップ(体幹強化)
と段階的に進めていきました。
開脚で大切な2つのポイント
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筋肉を使って股関節の運動をつくること
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体軸を通し、重心移動で股関節を動かすこと
この2点がそろうことで、股関節は無理なく動き、痛みの軽減につながります。
多くの人が陥る「間違った対処」
開脚で付け根や内ももが痛むと、 「筋肉が硬いからストレッチやマッサージで伸ばす・ゆるめる」 という対処をする方が多くいます。
しかし、それは安易な考えです。
筋肉が硬いのであれば、 なぜ硬くなっているのかという原因を見抜き、そこに対処しなければ根本的な改善にはつながりません。
筋肉が硬くなる原因には、
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体軸が通っていない
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筋肉が働いていない
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腰仙神経叢の促通不足
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固有感覚の不全
など、さまざまな要因があります。
ストレッチやマッサージを加える前に、 まず原因を見抜くことが大切です。 原因を誤ると、逆効果になることも少なくありません。
■関連リンク
えにし治療院 パーソナルトレーニング https://sinbu.info/category8.html
構造動作トレーニング講座・股割り教室 https://sinbu.info/category7.html
■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
Webサイト https://sinbu.info/
