10月の構造動作トレーニング・東京教室のレポートです。
構造動作トレーニングは、ヒト本来の自然な動作を取り戻すためのトレーニングです。これは、構造動作理論に基づくトレーニングです。この理論は解剖学、運動学、生理学、自然科学から筋道を立て、実践研究の積み重ねによって実証し、さらに確信を求め今なおアップデートを続けている理論です。
このトレーニングは、パフォーマンスアップ、健康増進、不調からの回復を目的にしている人が対象となり、これらの人が目的を達成する流れは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することで目的を達成することができます。このトレーニングの最大のメリットは、自分次第でなりたい自分になれることです。
講座の参加者の中には「股関節を使えるようになりたい」という目的の方が結構いらっしゃいます。私は20年以上、このトレーニングを実践し指導しています。結論から申しますと、目的を達成するためにトレーニングに集中することができれば、誰でも股関節を使えるようになり、さらに使いこなせるまでになります。
股関節は動作をする上で、体幹と下肢をつなぐ重要な関節ですので、パフォーマンスアップに限らず、健康増進、不調の回復においても使いこなせるようにしたい関節です。構造動作トレーニングは、股関節との相性が抜群に良いと思います。そして、そのノウハウはヒト本来の自然な動作を体現するまで体系化され、確立されているトレーニングです。
構造動作トレーニングは子供からお年寄り、そしてトップアスリートまで幅広く取り組むことができ、自分次第でなりたい自分になることができるトレーニングです。まずはトレーニングを習慣化すること。それができたらトレーニングに集中すること。さらにのめり込むことができれば、自分の中の未知なる可能性が開花するはずです。
正しい股関節の動かし方