東京教室の世話役の動作術・中島章夫先生が10月の教室の感想を書いていたので添付する。東京教室は14年、毎月開催している。継続して続けてこられたのは中島先生のおかげである。お互い14年歳を重ねた。先日、いつも待ち合わせをする喫茶店へ行くが、中島先生がこない。店員さんも体調でも崩されたのではないかと心配していたが、電話をしてみると、まだ自宅にいた。2度寝をして、電話で目が覚めたとのことで、皆ホッとした。
今月の構造動作トレーニング東京教室は、(わたしにとって)いつにも増して学びが多く、充実していた。「Takahiro ラボ」はラボらしく、参加者との対話から課題を浮き上がらせて、横隔膜や大腰筋などの筋肉へのアプローチを、構造動作ではどう捉えるかということを、中村先生から明確に聞けて大変勉強になった。そして足指接地からの、体の左右差を改善する深部感覚トレーニングの紹介もあった。その他、・その都度足を踏み替えて、新たな足指接地感覚を入力しながらのスクワット・股関節内旋の強い人の、トレーニングフォームの取り方。骨指標としての坐骨結節の明瞭化・足指接地と胸鎖関節、手指先を連動させての、上肢のトレーニングなどなど、総じて足指接地が、全身の運動に連動することを感覚に刻み込んだ東京教室となった。
柔道をしていたご縁で何となく柔道整復師の専門学校に入ったが、鍼灸に興味を持ち、身体、動作について深く知りたいという欲求のままに、あっという間に30年が経過していた。まだ、わからないことも多いが、わかることも増えてきて、治療院の仕事や各地の講座が楽しい。そして、中島先生をはじめ気の合う人たちとご縁ができて、皆に支えられながら自分の興味を深堀りさせてもらっている。皆さま今後ともよろしくお願いします。