ハムテンション( hamstring - tension) | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

11月の構造動作トレーニング・東京教室の指先から身体を整える所有感覚メソッドは、ハムテンション( hamstring - tension)を実習した。

 

 

大腿の後方の筋肉には、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋がある。一般にこれらの筋肉をハムストリングスと総称している。 hamstringのhamはももの後側、豚のもも肉の塩漬けを燻製にしたもの、豚のもも肉の意味、stringは紐、弦、筋の意味。

 
▲日本人体解剖学 金子丑之助著
 

「作用」

大腿二頭筋:下腿を屈し、かつ外側方に捻転する。

半腱様筋:下腿を屈し、かつ内側方に回す。大腿を固定するときは骨盤を起立させる。

半膜様筋:下腿を屈し、かつ内側方にまわす。

 

 

動作をおこなうときは、ハムテンションをキープする。ハムテンションは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋に偏りなくテンションをかけることが大切だ。しかし、テンションをかける以前に、ハムストリングスを偏りなく収縮させることが難しくなっている人が多い。そのような場合は、しゃがむことが苦手、膝痛や肉離れなどの故障、股関節の可動域が狭いなど、ハムストリングスが正常に機能しないことで問題が生じる。まずは、ハムストリングスの起始・停止、走行を身体で理解することが大切だ。

 

 

そして、ハムストリングスを偏りなく収縮できるようにする。動作におけるハムテンションにおいて、骨格ポジションは欠かせない。接地の質を高め、安定した支持脚の元に、骨盤前傾の可動域を拡大していくことが大切だ。