コロナウイルスの感染が拡大する。治療院のある三重県の感染者数は少ないものの、来院される方たちとのマスク越しの会話が日常になった。通院されている方たちの変化を観察していると、このような状況で、気持ちが滅入る人が多い中、元気を取り戻す人もいる。元気を取り戻す人は、心身の不調を改善するために、私のリハビリのアドバイスはもちろんのこと、自分のできることを精一杯取り組んでいる。誰でも不調から脱出するチャンスはある。諦めないでほしいと思う。
さて、四十肩を患った人が、10年の時を経て、五十肩になっている人が少なくない。酷い人になると、20年後、六十肩になっている人もある。四十肩や五十肩は凍結肩、フローズンショルダーといわれ、まさに筋肉や関節が凍っているようだ。凍結肩は、長期間の可動域制限で、腕の運動と感覚が低下している。これは、動き方を忘れた腕のようだ。凍結肩が解凍するのには、身体の環境を整えて、腕の運動と感覚を取り戻すことが必要だ。身体の中では春の雪解けを待っていても、それを妨げている環境がある。痛みや症状の原因に耳を傾けて、身体の声を聴くことが大切。
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