3月の股割りトレーニング会は、いつもの顔ぶれがそろった。コロナウイルスの影響で仕事が忙しくなった人、長い春休みの小中学生たちも、皆さん、元気そうでよかった!
今回は、牧神の蹄を使って足の感覚を高めてから、股割り動作で股関節の運動を滑らかにした。股割りトレーニングの途中、正中をキープして爪先をタッチするドリルをやってみたが、皆さん、苦戦していた。股割りで開脚前屈をするのに骨盤と脚を細分化しなければならないが、正中をキープするのに胸郭と腕を細分化しなければならないのだ。
股割りは、股関節の外転、外旋、屈曲に作用する筋肉を動かしていくトレーニング。 股割り動作の手順は、 1.開脚をして足の爪先を立る。 2.重心を前方へ移動し骨盤を前傾する。 ポイントは、爪先を立てた足をキープすること。爪先が前方に倒れる場合は、骨盤と脚が細分化されていない。
股割りは、開脚前屈に必要な筋を収縮させる。股割りと開脚ストレッチは、正反対の行為なので、股割りトレーニングに取り組む場合は、考えを整理して臨む必要がある。開脚前屈ができない場合は、その動作に必要な筋を使うことができていない。決して、筋肉が硬いから、身体が硬いから、というような曖昧な理由ではないことを実感したい。
▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
股割り動作の「型」が、ある程度、身についたら、筋を個別に観ていく。例えば、大腿四頭筋は大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋の4頭からなることを脚で実感する。また、大腿二頭筋と外側広筋の区別、内側広筋と長内転筋の区別など脚で実感していく。
4月の東京講座は、4/18-4/19です。
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