ウォーキングやランニング動作で足首の可動域をひろげる | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

天気予報は曇りのち雨。お盆の用事、台風10号、出張などがあり、1週間ぶりのトレイル。雨具を持参して、登り坂の接地チェックと下り坂ランニングで衝撃緩和チェックに多度山へ。
 
 
コースは、
 
えにし治療院スタート-眺望満喫コース-瀬音の森コース-多度大社-ゴール。
 
13.1km。
 
 
多度山の山頂付近はガスで真っ白、眺望は満喫できない。こんな日は登山客はいない、トレイルランナー2人とすれ違っただけ。自分の動きに集中するのには、もってこいの静かなトレイル。
 
 
先日、患者さんのリハビリで歩行動作の修正をした。2時間ほど歩行時の足の動きを、じっくり見ることができた。歩き方の癖は人それぞれ。足の怪我から独特な歩き方の癖に発展するケースは少なくない。身体に不調を伴うような歩き方の癖は修正した方がよい。私にも思い当たることがあったので、上り坂で接地のチェックをおこなった。歩行時の足の左右差は修正されつつある。まだまだ、私の歩き方には伸び代がある。今後の変化が楽しみだ。
 
 
瀬音の森コースで海の見える展望台を越えた辺りから軽い下り坂がはじまる。私は、傾斜に任せて下っていく。徐々に速度が上がるので接地の際に衝撃をやわらげることに集中する。下り坂が苦手な人は、動作時の足関節の背屈可動域が少ない。静止時にストレッチで得られる足関節の可動域が、必ずしも動作時の足関節可動域とイコールにならないのだ。動作時の関節可動域を拡大することが大切。
 
 
治療院にもどって、よし子の治療を受けた方を交えてお茶をする。ホッと落ち着く空間をありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
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