下り坂のランニングトレーニング | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

昨夜は浴衣を着て多度大社ちょうちん祭りに行ってきた。歩幅を大きくして歩くと浴衣のすそが足にまとわりつく。浴衣を着て歩くときは、牧神の蹄を履いて歩く感覚がよい。
 

 
今朝は浴衣を着て歩き回った効果だと思うが、股関節の調子がよい。牧神に蹄に乗ってみると、やっぱり浴衣を着ている感覚だ。せっかく良い感覚が残っているので、足指から股関節のつながりを強化する目的で、3時間ほど股割りトレーニングをおこなった。
 
 
股割りトレーニングで脚を整えた後は、多度山で下り坂ランニングトレーニングをおこなった。
 
 
コースは、えにし治療院から旧道、多度山山頂、瀬音の森コース、多度峡天然プール、 12.1km 。
 
 
吉田君はラグビー選手時代、上り坂ダッシュしていたそうだ、下り坂の経験が少ないせいか苦手だという。私の場合は、上り坂のダッシュをする技術がないのでできないが、下り坂のランニングなら接地で衝撃をやわらげる練習になって楽しい。瀬音の森コースはなだらかな下りがつづくので脚への負担が少ない。
 
 
下り坂のランニングでふくらはぎが痛くなる場合は、接地の際にブレーキをかけすぎている。ブレーキの調整は、接地面、足・膝・股関節で行う。接地面は、牧神の蹄で身体の真下に広い面で接地する感覚。足・膝・股関節、衝撃をやわらげるショックアブソーバーのようにする。トレイルは平たんな路面を走るのとは違う、接地するポイントを判断しながら走らなければならない。接地ポイントを間違えると石や岩につまづいたり、滑ったり、転倒する危険があるので気を付けたい。身体が熱くなったら、沢の冷たい水をかぶる、疲労が一気に爽快感にかわる!
 
 
 
 
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