筋肉をしっかり収縮させて開脚をする | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

股割り練習会のこと。
 
小学生と中学生が体育で苦手だという、伸膝前転や長座体前屈など、大人たちが挑戦してみた。子供のころは出来た記憶があるが、当時のような自由度はない・・・。やらなくなった動きは鈍っていくのですね。
 
 
股割り動作では、足関節を背屈、股関節を外転・外旋でキープする。身体のやわらかい人は、足をキープすることが苦手。足の力を抜いて開脚前屈の形はできても、足をキープする筋肉の作用を使えないと、股関節をコントロールすることができない。筋肉を作用させて股割り動作をできるようにすることが大切だ。

 

 
筋肉を収縮するメニューは、
 
1.長趾屈筋・長母趾伸筋
2.腓腹筋・ひらめ筋
3.前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋
4.大腿四頭筋
6.大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋
7.大臀筋
 
骨のアライメントを整えて、正しい関節の方向に動かすことを身につけること。股割り動作を行う際は、必要最小限の筋肉の作用が望ましい。その際に、筋肉の収縮する感覚がわからない場合は、しっかり収縮させてみる。しっかり筋肉を収縮する感覚がわかれば、あとは筋肉の作用を調整していけばよい。
 
 

 

 
 
 
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