常連さん、身体を改善させようとしている方向けの記事です。
10月はじめの股割り練習会は股関節の動きに作用する筋肉の確認をした。股割り動作を練り続けていると身体に様々な変化が起こる。この日は私の最近の変化を説明した。それは、使えなかった筋肉が作用するようになったこと。
使えない筋肉は履きかけのズボンのようだ。例えば、ジーパンを膝までしか脚に通していない状態で動く。ジーパンが脚からお尻にフィットしてない状態では動きにくい。使えない筋肉はジーパンが脚にフィットしてないように下肢骨にフィットしていない。
筋肉が下肢骨にフィットしていない原因は、起始停止部のズレ。下肢骨のアライメントを調整して、正しい関節の運動方向へ動かす入力をする。その際に筋肉が適切に作用しているか確認することが大切だ。
使えない筋肉を触った感触は、カチカチかフニャフニャ。使える筋肉は弾力のあるやわらかさがある。これは硬い筋肉をマッサージしてやわらかくなったような感触ではないので、実際に動くようになった筋肉を確認して覚えるしかない。硬い筋肉を筋硬結という。学生の頃、怪我をして傷ついた筋肉がこのような状態になるのだと習った。臨床で人の体をマッサージしていると硬い筋肉が体中に点在していることが多かった。その数だけ怪我をしたという人はいなかったので、一つの筋硬結が原因で筋肉が血行不良を起こして硬くなっていたと考えていた。しかし、硬い筋肉をマッサージするとやわらかくはなるが、使える筋肉の弾力のあるやわらかさにはならなかった。今は股関節トレーニングで股割り動作に取り組むことで、筋硬結が使えない筋肉だと確信を持って言える。
使えない筋肉は、使えるようにしていく。それがトレーニングであり、リハビリだ。使えるようになった筋肉は弾力のあるやわらかな筋肉になる。股割り動作は、下肢骨のアライメントを調整して、正しい関節の運動方向へ動かす入力をすることが大切だ。
うれしい変化は皆と共有したいが、身体の中に起った変化を人に伝えることは難しい。私もうれしかった変化を説明することがあるが、経験していない人にとっては想像するしかない。まずは、実際に股関節を動かしていくことで想像から実感へ成長してほしい。
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